江崎グリコ株式会社は、国内売上No.1のアーモンドミルクブランド※1「アーモンド効果」から、アーモンドミルクに植物性たんぱく質を配合した新商品『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』を2025年6月9日(月)より全国にて発売を開始する。発売に先立ち、6月2日(月)に報道関係者向け新商品発表会が都内にて行われた。

新商品『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』は、アーモンドミルクに大豆やアーモンド由来の植物性たんぱく質を配合したプロテイン飲料で、アーモンドの香ばしさとすっきりとした味わいが特長となっている。フレーバーは<ナッツミックス>と<ナッツミックス砂糖不使用>の2種類。「植物性たんぱく質」「1日分のビタミンE※2」「食物繊維」、さらに不足しがちな栄養素「鉄分※3」を配合し、コレステロールはゼロ。たんぱく質は10g配合しており、女性の1日の不足分を補える量とされる。植物性のたんぱく質は動物性たんぱく質と比較して吸収スピードが緩やかなため、満足感が持続しやすく、腹持ちがいいと言われているため、日常の食事替わりや間食にもぴったりの商品だ。いわゆる筋肉増強などを目的としたアスリート向けのプロテイン飲料ではなく、健康や美容のために日々の食生活にプラスして健康でしなやかな身体づくりをサポートする商品となっている。
江崎グリコの歴史と『アーモンド効果』ブランドについて

新商品発表会では、江崎グリコ株式会社 健康イノベーション事業本部 健康事業マーケティング部 マネージャーの江川直氏が登壇し、「アーモンド効果」新商品発売の背景を説明した。
江崎グリコにとってアーモンドの歴史は古く、1930年に創業者である江崎利一氏がアメリカを視察した際にアーモンドと出会ったことから始まる。その後、1955年に“1粒で2度おいしい”をキャッチフレーズにした「アーモンドグリコ」や、1958年にはアーモンドがまるごと1粒入った「アーモンドチョコレート」を発売。これにより、それまでアーモンドを食べる習慣がなかった日本人に「美味しくて栄養のあるアーモンド」が馴染みのある食べ物となったと言える。健康のためにアーモンドを食べる人が増えた一方で、その硬さから年配者からは食べづらいという声もあり、「飲むアーモンド」として飲料カテゴリーである『アーモンド効果』を2014年より発売。2019年にはそれまで使用していたアーモンドペーストに、アーモンドオイルと凍結粉砕アーモンドを加え、香ばしさや皮の栄養も楽しめる現行の『アーモンド効果』となった。2021年より海外展開をスタートし、現在では中国、台湾、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポールでも展開している。
市場が拡大する「アーモンドミルク」と「プロテイン飲料」

2024年度の国内アーモンドミルク市場は約100億円で、『アーモンド効果』が発売した2014年から10年目の2023年までに約800%成長※4。そのまま飲むのはもちろん、料理やコーヒーの割材など様々な用途で活用されている。また、粉末プロテインの割材として、おいしさ・植物性・栄養価の高さなどを理由に『アーモンド効果』を利用しているという実態がSNSを中心に多く見られ、アーモンドミルクとプロテインとの親和性に着目。
さらに、プロテイン飲料市場(ドリンク・ヨーグルト)も拡大しており、国内市場規模は2017年から2023年までの間で530%伸長※5。プロテインはもはや一部のアスリートだけのものではなく、一般生活者のライフスタイルに広がりを見せている。
そんな中、同社が行ったプロテインに関する調査※6によると、プロテインユーザー(粉末、ドリンク、食品)の約47%が「健康維持」や「美容効果」を目的に、日常の食事や間食を中心にプロテインを摂取している実態が明らかになった。つまり、プロテインを「筋肉増強」以外の目的で摂取している人が増加しており、ニーズが多様化していることがわかった。
一方で、健康や美容目的に応える商品はまだ少ない傾向にあるといえる。そこで同社は、アーモンドミルク×プロテインの新たな価値提案として、植物性プロテインを配合したアーモンドミルク『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』の開発に着手した。
新たなプロテインのニーズに応える『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』

続いて、江崎グリコ株式会社 健康イノベーション事業本部 健康事業マーケティング部 川上雄太郎氏より『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』の商品説明が行われた。

『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』には、大豆やアーモンド由来の植物性たんぱく質を10g配合している。日本人のたんぱく質の1日の摂取量の目安は、性別や年齢、活動量によって異なるが、一般的な目安は、50~60g程度とされている※7。1食あたりは20gが目安となるため、『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』で1食の目安量の半分を摂取できることになる。たんぱく質は筋肉や皮膚、髪など体をつくる主成分。さらにアーモンドミルクの栄養素であるビタミンEは抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける働きがあり、1日分の摂取量を満たす8.0mg含まれている※7。
既存のプロテインへの不満として、「ミルクプロテインは、お腹がゴロゴロしてしまうので植物性のプロテインが増えてほしい」「プロテインドリンクは手軽に買えるのは嬉しいが甘すぎる」という声があった。そこで、強い甘みに頼らずに、プロテイン独特のクセをどう和らげるかを課題に開発を進め、アーモンドに、くるみ、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、はちみつやオリゴ糖などによる甘味原料をブレンドし、素材本来のおいしさを生かした優しい甘さですっきりと飲める味わいを実現。フレーバーは<ナッツミックス>と<ナッツミックス砂糖不使用>の2種類となっている。

新商品発表会では、『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』の<ナッツミックス>と<ナッツミックス砂糖不使用>を実際に試飲させていただいた。
クリーミーでなめらかな舌触りと、ナッツの香ばしさやコクで飲みごたえもありながら、プロテイン独特のクセなどはなくすっきりと飲みやすい。後味としてはナッツの風味が口の中に余韻として広がる。<ナッツミックス>は自然で控えめな甘さで飲みやすい。さらに<ナッツミックス砂糖不使用>は砂糖を使用していないのにも関わらずナッツの旨みで味わい深い。今回の新商品は、リキャップができるキャップ付きの紙パックを採用しており、手軽に開け閉めでき、ゴクゴクと飲みやすいこともポイントとなっていると感じた。
無理なく、自分のペースで続けられるヘルスケア習慣を

ここで、管理栄養士・日本抗加齢医学会指導士 森由香子先生が登場し、同社が行った「健康モチベ調査※8」を元に座談会が行われた。
「健康や美容のために何かしら取り組みたいのに、行動に移せない」ことに罪悪感を感じる人が7割以上

プロテインの飲用経験があり、運動習慣の見直しに関心のある女性500名を対象に同社が実施した「健康モチベ調査」によると、「健康や美容のために何かしら取り組みたい」という意欲は89%と高いものの、81.4%が字際には行動に移せず、7割以上がそのことに罪悪感を感じていることが明らかになった。
これに対し、森先生は「まさにヘルスケア格差です。関心があっても時間が取れない。特に30代の女性は家庭や仕事が忙しくて、自分のための時間が確保できないという現実があります。その中で大事なのは、頑張らなくてもできるヘルスケアという選択肢。毎日の食事に少しの工夫を加えるだけで、健康的な身体づくりや健康維持ができると考えます」と、頑張りすぎない、無理せず続けられるヘルスケアを行うことがポイントだと話した。
憧れる身体は“しなやかで健康的に整った身体”

また、理想の身体像について調査結果を見てみると、「しなやかで健康な身体」が51.2%で最多となり、「筋肉質で、引き締まった身体」は19.6%にとどまった。
森先生は「無理に鍛えるのではなくて、日々のケアを積み重ねて、しなやかで健康的に整った体を目指す方が増えている」と分析。「年齢を重ねるごとに健康に対する意識が高まっていて、30代は特にライフステージの大きく変わる中で、疲れやすくなったり食生活の変化も起こりがちです。栄養バランスの調整による健康維持や基礎体力の維持がより大切になってくる30代以降こそ、無理のない習慣が重要です」とコメントした。
健康や美容のために実践していること「プロテイン摂取」が最多に

健康や美容のために「やってみたい」と思っていることは、「ヨガ・ストレッチ」が55.8%と最多。次いで「筋トレ」が52.8%と続いた。一方で、実際に取り組んでいる内容では「プロテイン摂取」が45.2%と最も多かった。
これに対し、森先生は「プロテインは運動習慣のない方にも取り入れやすく、最近ゆるトレ思考や手軽に続けられるたんぱく質摂取への関心も高まっていると考えられます」と述べ、「筋肉中のたんぱく質な睡眠中に分解されるため、特に朝たんぱく質を摂取することで不足した栄養を補い、日中のコンディションを整える上で重要です。体力が失われがちな夏にも重要な栄養素です」とたんぱく質の重要性を述べた。さらに、「『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』は、たんぱく質だけでなく、食物繊維やビタミンEも含まれており、食事で補いきれない栄養素を効率的に摂ることができ、栄養バランスを整える手助けにもなります。日常的にたんぱく質を補いながら、体作りも無理なくサポートできるのが利点です」と、『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』の栄養設計を高く評価した。
頑張りすぎない、続けやすいヘルスケアを

最後に、森先生は「健康でしなやかな体作りをしたいけれども、何から始めたらいいかわからないという方にぜひ手に取ってほしいと思います。健康も美容も、一気に完璧を目指すよりも、日々続けられることを見つけることが大切です。毎日少しだけ自分を気遣うことで、罪悪感ではなく達成感につながります。そんな考え方がこれからのヘルスケアには必要になってくると思います。『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』なら気軽にトライでき、続けやすく習慣化しやすいので、ぜひ日々の生活に取り入れてもらえたらいいなと思います」と話した。
※1 インテージSRI アーモンドミルク国内市場 2014年4月~2024年12月 ブランド別累計販売金額(アーモンド効果ドリンクシリーズ)
※2 「栄養素等表示基準値」より
※3 日本人の食事摂取基準(2025年版)
※4 インテージSRI アーモンドミルク市場 2014年1月~2023年12月 推計販売規模
※5 インテージSRI プロテイン飲料市場(飲料タイプ・ヨーグルト含む)2017年1月~2023年12月 推計販売規模
※6 同社調べ プロテインユーザー定量調査(2024.4)
※7 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
※8 同社調べ・調査期間:2025年5月13日~15日・調査方法:インターネット調査
・対象者属性:全国10~50代女性(プロテイン経験者/運動習慣の見直しへの関心者)500名
■新商品概要
商品名:
『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)<ナッツミックス>』
『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)<ナッツミックス砂糖不使用>』
内容量:250g
希望小売価格:214円前後(税込)
発売日:2025年6月9日(月)
ブランドサイト:https://cp.glico.com/almond-k/
公式X:https://x.com/almondkoka_jpn (@almondkoka_JPN)
公式Instagram:https://www.instagram.com/almondkoka_jpn/ (@almondkoka_jpn)
プロテイン飲料はアスリートや運動をしている人だけでなく、健康や美容を意識する人からも注目されているカテゴリーだが、『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』の味わいはいい意味で「プロテイン飲料」だということを感じないだろう。「おいしいから飲んでいる」それが結果的に健康に繋がることが、無理のない理想のヘルスケアだ。そんな新しい“おいしい習慣”を『アーモンド効果 PROTEIN(プロテイン)』ではじめてみてはいかがだろうか。