日々の予定を共有し、家族や仲間とスケジュールをつなぐアプリ「TimeTree」に、これまでにない“癒やしのアート”が登場しました。2025年5月1日より、福岡県直方市在住の小学生切り絵クリエイター・KENさんが、「公開カレンダーウィジェット」に初参加。愛らしい猫モチーフの切り絵作品が、スマートフォンのホーム画面に表示されるようになりました。
TimeTreeのウィジェットはこれまで、アイドルやアニメ、芸人などエンタメ分野を中心に展開されてきましたが、今回初めてアートジャンルに進出。しかも、その第一弾を飾るのは、まだ小学6年生ながら全国的な注目を集めるKENさんです。未発表の切り絵作品や活動スケジュールがウィジェットに配信されることで、アートと日常が自然に交差する新しい体験が生まれています。
KENさん自身も「自分の作品がはじめてウィジェットで見れるようになるので、ドキドキわくわくです! たくさんの人に見てもらいたいです!」とコメント。これまで紙の上で命を吹き込まれていた猫たちが、ついにスマホの中でも躍動し始めました。そんな注目の取り組みについて、より詳しくご紹介します。
週替わりで癒される、“猫切り絵”のある暮らし

KENさんの作品は、すべてが猫モチーフ。それぞれの猫たちは、寝転んだり、じゃれ合ったり、まるで生きているかのように表情豊かで、どこかユーモラスです。作品には、KENさんが暮らす6匹の猫たちとの日常が色濃く反映されており、紙の上に浮かび上がる切り絵の世界は、見る人の心をほっとさせてくれます。
今回のウィジェットには、これまでSNSなどでも公開されていなかった“未発表作品”も収録され、KENさんのファンにとっては見逃せない内容となっています。さらに、ウィジェットは週替わりで更新されるため、毎週新しい猫たちに出会える楽しみも。サイズは4×4と2×2の2種類から選べ、スマートフォンの画面にぴったりフィットします。
朝スマホを開いたとき、KENさんの猫たちがそっと出迎えてくれる――そんな日常のさりげない癒しが、多くの人の心を和ませています。
アートが“触れるもの”に変わる、TimeTreeの新展開
「TimeTree 公開カレンダーウィジェット」は、フォローしているカレンダーの情報や限定コンテンツを、スマートフォンのホーム画面に表示できる機能です。従来はエンタメ要素が中心でしたが、今回初めて“アート”という新たなジャンルを迎え入れたことで、より多様な楽しみ方が広がりました。
KENさんのウィジェットは、月額100円(税込)で利用でき、初回は7日間の無料体験も可能。TimeTreeアプリ内の公開カレンダーストアから簡単に入手できます。スケジュール管理だけでなく、作品の配信や出演情報もひと目で確認できる設計となっており、実用性とエンタメ性が見事に融合しています。
アートがギャラリーや美術館で“観る”ものであった時代から、スマートフォンという日常のツールの中で“触れられる”存在へと変わっていく。そんな転換点に、KENさんのウィジェットは確かな一歩を刻んでいます。
「切り絵クリエイターKEN 公開カレンダーウィジェット」概要
提供開始日:2025年5月1日(木)
対応端末:iOS / Android
利用方法:TimeTreeアプリ内の公開カレンダーストアより購入可能
価格:月額100円(税込)※7日間の無料体験を提供中
更新頻度:週替わり
切り絵クリエイターKEN 公開カレンダー:
https://timetreeapp.com/public_calendars/ken_calendar
切り絵クリエイターKEN 公開カレンダーウィジェット:
https://timetreeapp.com/public_calendar_stores/ken_calendar/items/ef1f03d3c9044ddfaa7ae315fc3faa29
6匹の猫と暮らす小学生、切り絵で全国に笑顔を届ける
KENさんは現在、小学6年生。幼い頃から絵や工作に親しみ、使い残した色紙の端切れで作品づくりを始めたのが、切り絵への第一歩でした。猫と一緒に育ち、その仕草や表情を日々観察してきた経験が、作品のリアルさと温かみに繋がっています。
SNSでの人気は、母親が投稿した作品が注目されたことから始まりました。X(旧Twitter)で20万人を超えるフォロワーを抱え、今では企業とのコラボや全国でのポップアップ展など、活躍の場をどんどん広げています。2025年2月には、地元・直方市の「ふるさと応援大使」にも就任。まさに“地域と家族に支えられたアーティスト”として、多くの人の心を動かしています。
今回のTimeTreeとの取り組みは、KENさんにとって初のデジタル進出。彼の作品がこれからどんなふうに世界に届いていくのか、楽しみにせずにはいられません。
スマホ画面にそっと寄り添う、猫たちからの小さな贈り物
KENさんの猫たちは、にゃあと鳴くわけでも、飛び跳ねるわけでもありません。でも、スマホの画面にそっと佇むその姿は、確かに心に何かを灯してくれます。今回の取り組みを通じて、アートは特別なものではなく、“日常に寄り添う存在”へと静かに変化し始めています。
朝の通学・通勤前、仕事の合間、ふとスマホを見たときにKENさんの猫が微笑んでいる。そんなさりげないシーンの積み重ねが、日々の心のゆとりを生み出していくのだと思います。切り絵のように繊細で、けれどどこか芯のある世界。それがKENさんの魅力であり、今回のウィジェットがもたらす新しい体験の本質です。
大人でも子どもでも、アートをもっと自由に楽しんでいい。そう思わせてくれるこの取り組みが、KENさんの未来だけでなく、私たちの暮らしにも小さな変化をもたらしてくれるような気がします。