ユニクロが提供している、愛着のある服を大切に着続けるためのリペア、新たなアイテムへとリメイクを行うことが出来るサービス「RE.UNIQLO STUDIO」
この度、10月18日に迎える「国際リペアデー」を記念し、このリペアサービスをお得に利用することが出来るキャンペーンなどをユニクロは開催。
キャンペーン期間を前に、都内のユニクロ世田谷千歳台店にて、特別にRE.UNIQLO STUDIOのリペア・リメイク体験をさせて頂きました。
リペア・カスタマイズが出来る「RE.UNIQLO STUDIO」
ユニクロでは循環型社会を目指す取り組み「RE.UNIQLO」を進めており、不要となった服を回収し、難民キャンプなどへの緊急支援として、世界中の服を必要としている人々へ届けているだけでなく、リユース出来ない服は防音材・断熱材などへ活用。
さらに服から服への再生にも取り組んでおり、2021年にドイツの店舗で、客とスタッフが服のアップサイクルのワークショップを行ったことから誕生したRE.UNIQLO STUDIOは、愛着のある服を大切に着続けるためのリペア、新たなアイテムへとリメイクを行うことが出来るサービス。
2025年9月1日現在、世界22の国と地域・63店舗で展開し、日本国内でも17店舗で展開しています。
ユニクロ世田谷千歳台店でシャツのリペアを体験
株式会社ユニクロ グローバルマーケティング部 サステナビリティマーケティングチームの澤萌子さんは、
「色々なメニューがありますが、例えばデニムの股ずれや穴があいてしまったり、ニットなどでも穴あきや引っ掛けてしまいほつれてしまったり、ダウンなどでも木の枝などで穴があいてしまうこともありますので、それを縫い合わせたり、パッチをつけたりすることが出来ます。また、リメイクメニューもあり、こちらはどちらかというと刺繍や刺し子などを施す、服のカスタマイズに近いサービスです。」
とRE.UNIQLO STUDIOサービスについて解説。
リペアでは穴を塞ぐだけでなく、取れてしまったボタン付けなども行ってくれるそう。
リペアメニューは500円からで、穴の大きさや補修箇所の状態などで料金が変動。
一方リメイクメニューでは刺繍は700円からとなっており、刺繍パターンは期間限定のものを含め100種類以上から選ぶことが出来ます。
刺し子メニューは1,000円からとなっており、こちらも範囲などで料金が変わってくるそう。
本サービスはリペア・リメイクサービスですが、新品の商品を購入され、そのままRE.UNIQLO STUDIOサービスで刺繍などを入れるという方も多いのだとか。
今回の体験では、この青いシャツに刺繍を入れるリメイクメニューを実際に体験します。
本来、依頼してから数日〜数週間程度時間がかかってしまうRE.UNIQLO STUDIOですが、今回は特別にその場で刺繍をして頂きました。
用意された柄の中から、選んだのはヨットのシンボル。
まずは刺繍のサンプルを当て、配置する場所やシンボルを刺繍する角度を決めていきます。
「この段階でスタッフの方と話し合いながら、どんな直し方がよいのか決めていくのですが、そのプロセスが楽しいという声も頂いています。『それがあるから洋服に思い入れを持って、もっと長く着ようと思える』という声も寄せられており、ありがたいユニークなポイントだと思います。」
自分の服をどうしたいのか、どんな直し方があるのかを相談しながら作りあげる楽しさも、RE.UNIQLO STUDIOの魅力の1つだと教えてくれました。
刺繍を入れるポイントや数量、角度などを決定したら仮止めを行い、カウンターに設置されている専用のミシンでセッティングを行っていきます。
専門のトレーニングを積んだスタッフが器具をつけ、ミシンに柄を読み込ませることで、読み込んだ絵柄を自動で刺繍してくれる優れもののミシン。
株式会社ユニクロ ユニフォーム&カスタマイズ部の土山智也さんは、
「今回のヨットの刺繍でしたら、大体10分以内ぐらいで出来ると思います。1分間に多分600〜700ぐらい針を打ち込んでくれており、全部でおそらく4,000回ぐらい針を打ってると思います。ただ、お客様との相談やスタッフの人数、ご依頼内容などでどうしても即お渡し、ということが出来ないんです。」
とRE.UNIQLO STUDIOサービスの実情を教えてくれました。
ユニクロ世田谷千歳台店では、1日平均では大体5〜10件ほど持ち込まれるそう。
リメイクの刺繍は、例えば企業・サークルの方はロゴなどを持ち込み、それを施すこともある程度出来るのだそう。
イラストだけでなく、数字や漢字といった文字を入れることも出来るため、リメイク方法も様々。
最近では海外の方にも好評で、富士山などの日本モチーフの刺繍を入れ、日本土産として利用している方もいるのだとか。
そして見事完成した刺繍がこちら。
無地のシャツに、同系色の刺繍がワンポイント施されたことによって、一気にカジュアルな場面でも着回し出来そうな仕上がりに。
なお、スタッフの方が着用されているシャツもRE.UNIQLO STUDIOサービスで作ったリメイクシャツとのこと。非常におしゃれで可愛らしく、集まったメディアの注目を集めていました。
こちらは裏面。ワッペンではなく糸で刺繍を施しているため、吸着が悪くなり剥がれてしまうということがないのは嬉しいポイント。
しかし、国内に約800あるユニクロの店舗の中で、本サービスを提供しているのはわずか17店舗。
スタッフのトレーニングや各種設備の兼ね合いから、なかなかすぐに取り扱い店舗数を拡大するのは難しいのだそう。
「RE.UNIQLO STUDIOは、今中京地区(名古屋など)が空白地帯となってしまっておりまして、本当はサービスを受けたいのに受けられない、という方の声は多いんです。こういったお声を参考にしつつ、今後は空白地域をなくしていけたらと思います。」
と土山さんは語りました。
ユニクロの丈夫で使いやすいアイテムが、汚れたり破れた時に直すことが出来たり、自分だけの一点物のアイテムになってくれる本サービス。
ユニクロブランドが好きな方や、これまで買い替えていたという方、個性的なアイテムにしたいという方は、ぜひRE.UNIQLO STUDIOを利用してみてください。
国際リペアデー記念キャンペーン開催
10月13日~19日の期間、RE.UNIQLO STUDIOがあるユニクロ店舗で5,000円以上の買い物をした方を対象に、リペアサービスが1,000円引きとなるクーポンを配布。
また期間中は、服のリペアやケア・アップサイクルを身近に感じられるよう、ユニクロの特設WEBサイトにて関連コンテンツを拡充するとともに、一部店舗でのワークショップイベントを開催予定となっています。
●リペアサービス割引キャンペーン
実施期間:10月13日~19日
実施内容:国際リペアデーを含む1週間、ユニクロアプリ会員IDをスキャンして5,000円以上買い物をすると「RE.UNIQLO STUDIO」のリペアメニューに使える1,000円引きのデジタルクーポンを後日プレゼント。
※刺し子のリメイクメニュー、刺繍は対象外
※リペアクーポンは、お買い上げから3週間以内に、ユニクロアプリ内で配信予定
●リペア・リメイクワークショップ開催
実施店舗:
・10月9日 ユニクロあべのキューズモール店 9時~11時
・10月14日 ユニクロ 東急百貨店さっぽろ店 9時~11時
ワークショップ参加応募フォーム:https://entryinfo.jp/fm/pub/uniqlo/repairday
RE.UNIQLO STUDIO:https://www.uniqlo.com/jp/ja/special-feature/re-uniqlostudio/