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カリフォルニアの食やワインの魅力を発信する「トレード・メディアイベント」開催

カリフォルニア州政府⾷品農務局(CDFA)は、去る2025年5月23日(金)に「トレード・メディアイベント」を開催した。 当日はメディアのほか、⽇本および⽶国カリフォルニアの⾷品・飲料トレード関係者が集い、カリフォルニア […]
舌肥 shitakoe 2025年5月28日

カリフォルニア州政府⾷品農務局(CDFA)は、去る2025年5月23日(金)に「トレード・メディアイベント」を開催した。

当日はメディアのほか、⽇本および⽶国カリフォルニアの⾷品・飲料トレード関係者が集い、カリフォルニアにゆかりのある農産物や料理とワインのペアリングを楽しむ会となった。

そして、CDFA 専務理事のジョッシュ・エディ氏が登壇し、カリフォルニアの農作物の魅力を語った。

世界におけるカリフォルニアの“ブランド”としての存在感

冒頭では、アメリカ大使館農産物貿易事務所(ATO)の所長を務めるエリック・ハンセン氏がトレード・メディアイベントの開催にあたって挨拶を述べた。

CDFAは食品・農業業界や政府のパートナーと緊密に協力し、アメリカの農産物の輸出を促進している。カリフォルニア州は、アメリカ合衆国において50以上の農産物の主要な生産者および販売者であり、国内のほとんどの州に農産物やワインなど、多くの製品を供給してきた。まさに“食材の宝庫”と呼べるカリフォルニア州だが、「持続可能な農業の実践とスマート農業技術の導入においても世界をリードしており、カリフォルニア州の農業従事者がアメリカと世界の食糧供給に貢献できるよう努めている」とエリック氏は説明した。

続いては、CDFA 専務理事のジョッシュ・エディ氏が登壇。「カリフォルニアの持つ革新の精神が、多様な文化と農業を作ってきた」と語るジョッシュ氏は、言論の自由、LGBTQ+の権利、労働運動、気候変動に対するアクションも、カリフォルニアが世界に先駆けて取り組み始めたことを強調した。

「カリフォルニア州の開拓者たちは探究心と挑戦への意欲を本能的に持ち合わせているからこそ、この半世紀の間に、最も大きな文化的および技術的な発展の多くは、カリフォルニアから生まれました。ワインに関して言えば、長い日照時間や土壌、気候などがワイン用ぶどうの栽培に最適で、実に110種類以上の異なるワイン用ぶどうがカリフォルニアで栽培されています」(ジョッシュ氏)

また、カリフォルニアでは持続可能なワインの栽培と製造にも尽力している。生産されるワインの80%以上が持続可能な認証を受けたワイナリーで製造されており、米国の全ブドウ園面積の約35%をカリフォルニアが占めている。その土地のテロワールだけでなく造り手の情熱と努力、そして魂を伝えるのが、カリフォルニアワインの大きな特徴になっている。

さらに、カリフォルニアには、誰もがよく知る象徴的なランドマークや風景、ハリウッドスターやテクノロジー企業だけでなく、世界中で愛されている料理や食べ物も豊富だ。

「真心を込めて農産物を育てる農家や、牧場主といった生産者への感謝の気持ちも、この地の魅力に深く根差している」

そう話すジョッシュ氏は、アメリカ合衆国で栽培される果物、野菜、ワイン、ナッツ類において、カリフォルニアは非常に大きな役割を担っているとコメントした。

カリフォルニアは世界で五つしかない地中海性気候の地域の一つ。農産物の栽培に適した気候に恵まれているからこそ、400種類もの多様な農産物を生産し、そのうち19品目は米国の中でカリフォルニア州でのみ生産されている。

一方で、カリフォルニア州は米国で最大の農業生産州であると同時に、最大の農産物輸出州でもある。野菜の生産だけでも国内の25%、野菜輸出全体の55%以上をカリフォルニア産が占めている。

果物に関しては、果実とナッツ類の70%がカリフォルニア州で栽培されており、特にナッツ類の輸出では、米国のナッツ輸出の100%近くがカリフォルニア産となっている。まさに、世界市場におけるカリフォルニアの存在感を示していると言えるだろう。

日本はカリフォルニア農業にとって5番目に大きな輸出先であり、農産物輸出では、お米、アーモンド、プルーンなどが主要な輸出品に挙げられる。

そんななか、ユーロモニター社が実施したグローバル消費者調査によると、直近の消費者行動には次の5つの主要トレンドがあることがわかったという。

① Low Price(低価格)
② Health and Nutrition(健康と栄養)
③ Superior Taste(優れた味)
④ All Natural(完全自然由来)
⑤ Strong Brand(強力なブランド)

これらのトレンドに対し、ジョッシュ氏は「カリフォルニア産の農産物は、価格、健康、栄養、そして美味しさという消費者の主要なニーズを満たすことができる」と語った。

アメリカンクラブエグゼクティブシェフによる特別コース

そして、「カリフォルニアグロウン美⾷メニューコース」とワインのペアリングが行われた。メニュー構成は以下の通りだ。

Californian Cheese Plate
〜カリフォルニアチーズプレート〜
ペアリングワイン
Schramsberg Blanc de Blancs(シュラムスバーグ ブラン・ド・ブラン)

Hokkaido Scallop California Prunes & Orange Ponzu, Mint
〜北海道産ホタテ カリフォルニアプルーンとオレンジポン酢、ミント〜
ペアリングワイン
Beaulieu Vineyard Chardonnay(ボーリュー・ヴィンヤード シャルドネ)

Grilled Tuna and Farro Salad California Almonds and Olives, Anchovy-Lemon Dressing
〜マグロとファッロのグリルサラダ カリフォルニア産アーモンドとオリーブ、アンチョビレモン ドレッシング〜
ペアリングワイン
Shannon Ridge Sauvignon Blanc(シャノン・リッジ ソーヴィニヨンブラン)

F1 Wagyu & Bbq Prawn Surf n Turf Salsa Verde, California Raisin Jus, California Prune Couscous
〜F1和牛とBBQ海老のサーフアンドターフ サルサヴェルデ、カリフォルニアレーズン、カリフォルニアプルーン、クスクス

ペアリングワイン
Smith & Hook Cabernet Sauvignon(スミス&フック カベルネソーヴィニヨン)

Butter Milk Panna Cotta with California Prune Wine Compote & Rum-infused California Prune Pound Cake
〜バターミルクパンナコッタ カリフォルニアプルーンワインコンポート添え & ラム酒風味のカリフォルニアプルーンパウンドケーキ〜

カリフォルニアチーズプレートは全部で7種類のチーズを試食。さまざまな風味や香りが際立ち、どれも美味しくいただくことができた。特に良かったのは、スパークリングワインのシュラムスバーグ ブラン・ド・ブラン。

歴代のアメリカ大統領の公式晩餐会で使用されるなど、アメリカを代表するスパークリングワインはキレのある優雅な味わいを堪能することができた。

北海道産ホタテは、食材本来の味と果物の旨みが絶妙の一品。ペアリングワインのボーリュー・ヴィンヤード シャルドネは、ほんのりとした甘味が良く、飲みやすさを感じた。

スペルト小麦(ファッロ)のもちもちとした食感と、カリフォルニア産プルーンの味付けが特徴的だったマグロとファッロのグリルサラダ。ペアリングのシャノン・リッジ ソーヴィニヨンブランは、ボーリュー・ヴィンヤード シャルドネと比べて
フレッシュな果実の味わいを存分に楽しめる白ワインだった。

メインは新潟産のF1和牛を使った料理がサーブされた。カリフォルニアレーズン、カリフォルニアプルーン、そしてクスクスといった付け合わせは、肉の旨みと食感を一層引き立て、深みのある味を楽しめた。

ペアリングのスミス&フック カベルネソーヴィニヨンは、日本人女性審査員が選ぶ「サクラアワード」にて、 ダイヤモンドトロフィー賞を2度受賞するなど、実力派の赤ワインが提供された。

デザートにはパンナコッタやカリフォルニアプルーン、パウンドケーキが用意されるなど、コース全体を通して「カリフォルニアの食」が散りばめられた素晴らしいメニュー構成だった。

世界的テック企業が集積し、さまざまなカルチャーを創ってきたカリフォルニア。“カリフォルニアはブランドである”とジョッシュ氏が言うように、常にイノベーションを求め、新しいトレンドを生み出し続けてきた“真髄”を見た気がした。

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