日本のすべての事業所・企業の経済活動を明らかにすることを目的とした統計調査で、国勢調査などとともに日本で最も重要な「基幹統計調査」に位置付けられている「経済センサス-活動調査」
その広報キャラクターに就任した板野友美さんへ、このたびインタビューを実施。
経営者としてのこれまでの経験や、本調査についての想いなどを伺いました。
経営者になってわかった地道な作業と責任
経済センサス-活動調査は、全国すべての事業所・企業を対象とした、経済活動の実態を網羅的に明らかにする日本唯一の統計調査で、“経済の国勢調査”とも言える調査。
本調査の結果は、行政の政策決定や企業の経営計画を策定する上での基礎資料として利活用されるだけでなく、例えば「我がまちの八百屋の数」や「人口当たりの飲食店比率」など、地域経済・地域の特色を把握するための資料としても活用することができます。
華やかな芸能活動とは対照的に、経営者として地道な事務作業に向き合う時間も多いという板野さん。

「普段は8割くらいが地道な事務作業に向かう時間です。基本的にはデスクワークが中心です。芸能活動では、資料も含めて聞けば分かることが多かったのですが、経営では自分で一から調べて理解し、進めなければいけないことがすごく多かったです。省けない作業もたくさんあって難しさを感じています。最後は自分で確認しなければならないので、日々の8〜9割は資料を読んだり、自分で制作したり、クリエイティブも含めて、ずっとそうした作業をしています。」
と、日々経営者として地道な作業を続けていると語りました。
特に、正社員を雇う際の手続きが非常に多く、大変だったと振り返る板野さん。
自分で対処する立場になったことで面倒だと思いながらも、今までやってくれたことに感謝をしつつ、責任を強く感じるようになったそうです。
板野さんは自身のブランド「Rosy luce」を法人化してから約4年が経った中で、こういった細かな作業に慣れてきたかと聞くと、
「Rosy luceは共同経営している相方がいるので役割分担しながら進めていましたが、スキンケア事業は全てを一人でやる必要があり、大変です。常にいろいろな問題が起きるので、なかなか慣れないですね。人間関係も含めて全ての責任は自分にあると感じますし、その対応も含めて日々勉強です。ただ、一度起きた問題から学ぶことも多いので、今後の対策や組織づくりについて、日々考えさせられています。」
と、現在も学びながら経営者として活動していると語りました。
事務作業を単なる作業で終わらせないコツについて伺うと、

「まずは自分でやってみる。面倒なことも、自分の成長だと思って取り組むようにしています。」
と、他の仕事などにも通じることがあったり、別の仕事がやりやすくなるなど、成長につながることを意識して取り組んでいると語りました。
経済センサスは「経営者にとってすごくいい機会」
「経済センサス」の広報キャラクターに就任した板野さんは、

「お店を構えたり、ポップアップを開いたりするときは、どこで開催するかを自分で決めますよね。そうしたときに、地域にどのようなお店が多いのかが分かる調査があるのは、すごいことだと感じました。経営者にとって活かせる部分がすごく多いと思いました。」
と、大企業から中小企業・街の喫茶店まで、すべての事業者に調査票が届く「経済センサス」について、経営者にとって活かせる部分も多いと肯定的に捉えていることを明かしました。
「私は自分で経営していますが、調査に回答することで自分たちの未来に活きてくることなんだと強く感じました。これからの社会を担う自分たちにこそ大事な調査だと思います。最初は難しいと思うかもしれませんが、ぜひトライしてほしいです!」
本調査に回答することが、将来的に自分の未来にも活きてくると語る板野さん。
会社を2つ経営されており、タレント活動や母親として育児も行うなど多忙な中、いつ回答するのかと聞くと、

「私は夜に娘が寝て、お風呂に入った後がいちばん集中できるタイミングです。好きなアイスを食べたり、温かいお茶を飲んだりしながら、ほっと一息つけるんです。昼間はどうしてもバタバタしてしまうので、夜の誰にも邪魔されない時間を確保して、自分と向き合う時間として回答すると思います。回答することで、自分の会社と向き合えたり、普段あまり細かく見ていなかったことを振り返ることもできるので、経営者にとってはすごくいい機会だと思います。」
と、自身にとって落ち着ける時間を確保して回答すると教えてくれました。
また、日々の業務や生活が忙しく、調査への回答は面倒だと感じる経営者もいる中で、板野さんは経済センサスに回答することが、自分の会社と向き合うきっかけにもなると説明。

例えば店舗をオープンする際や、ポップアップを開催する際にも、経済センサスの調査結果を自分たちのマーケティングの一つとして活用できるとし、自身も活用したいと語りました。
より正確かつ正しいデータの活用が求められる時代となっている現代。
「令和8年経済センサス-活動調査」はただ面倒な調査ではなく、自身の会社にも活用できたり、振り返りの機会にもなり、正確かつ信頼できるものであると、板野さんは世の中の経営者・事業主に訴えかけました。
