2月13日(金)、カンロ飴やピュレグミ、ASMRで話題の「グミッツェル」などでおなじみのカンロ株式会社が、2025年度決算・2026年度経営方針説明会を都内で実施しました。売上高・利益ともに過去最高を達成。カテゴリトップメーカーとして、市場での存在感を示した結果となりました。

カンロは、社名でもある「カンロ飴」をはじめ、菓子食品業界で初ののど飴として発売した「健康のど飴」や、厳選素材による上質な味わいが特長のミルクキャンディ「金のミルク」などのほか、大人向けグミの先駆けである「ピュレグミ」、ハードな食感が特長の「カンデミーナグミ」などで昨今急拡大しているグミ市場を牽引。時代やニーズに合ったさまざまな商品を生み出している、名実ともにカテゴリトップメーカーです。

そして今回、中期経営計画発表初年度の2025年度、カンロは売上高・利益ともに過去最高を達成したとの報告。また、国内キャンディ市場におけるメーカーシェアでも1位を獲得※1。カテゴリ別では飴(ハードキャンディ)カテゴリで1位※2、グミカテゴリでは2位※3となりました。

この結果を受け同社は、「2025年度の市場規模は、のど飴の伸張、グミ市場の拡大等によりプラス9.1%の成長、3818億円に拡大をいたしました。初めて年間のグミ販売金額が、アメの販売金額を超える年となっております。弊社はハードキャンディとグミの2つのカテゴリーを主戦場としておりますが、ハードキャンディーはのど飴需要の増加を背景に前年比プラス 3.9%の拡大となりました。市場拡大を牽引するグミはハード食感のグミを中心に引続き高い成長を維持しており、前年比プラス14%の身長となっております」と報告。激しい市場変化の中での業績を発表しました。
※1:インテージSRI+キャンディ市場 2025年1~12月計 販売金額シェア
※2:インテージSRI+ハードキャンディ市場 2025年1~12月計 形態(組成)別販売金額シェア
※3:インテージSRI+グミ市場 2025年1~12月計 形態(組成)別販売金額シェア

国内キャンディ大きく市場シェアを維持するカンロですが、市場環境は大きく変化しており、競争も一層激しさを増しています。なかでも急拡大する国内グミ市場は、2030年に約1,500億円規模へ成長すると予想されており、同社にとっても重要な成長ドライバーの位置付けであるとのこと。

この旺盛な需要に応えるべく、朝日工場においてグミラインを増設すると昨年2月に発表。現在の2ラインから3ライン体制へ拡充する予定で、生産能力を約5割増強することになります。2027年7月の稼働開始に向け準備は順調とのことで、効率化および主力商品の安定供給体制も強化していく方向です。

また、グローバル事業では、大きなグミ市場規模を有する米国でのピュレグミ販路拡大をさらに推進。2025年5月には「Kanro America Inc.」の現地法人を設立済みで、展示会への出展やサンプリングではピュレグミならではのフルーティな味わいやパッケージデザインについて高評価を獲得しているとのこと。9月にはすでに米国カリフォルニア州での販売を開始しており、2026年1月11日(日)~13日(火)にはカリフォルニア州サンディエゴで開催された「Winter Fancy Faire 2026」に、2月には大学生協の展示会「CAMEX Campus Market Expo」に出展することで認知度を広め、今後はカリフォルニア州から隣接州への販路拡大も視野に入れています。

同社は、「2025年度は売上高利益ともに過去最高を達成することができました。26年度も前年実績を上回る成長を目指します。そして国内市場のさらなる競争結果を想定し、戦略的投資で企業の価値、ブランド価値もさらなる向上に取り組みます。また、顧客の拡張と進化を通じてグローバル事業・新規事業の基盤を構築してまいります」とアピールしました。

