夏の青空が広がる7月20日、味の素スタジアムでは東京ヴェルディとFC町田ゼルビアの試合に先立ち、「東京ヴェルディ納涼祭」が開催されました。ちょうど多くの学校が夏休みに入ったタイミングということもあり、会場には家族連れの来場者が多く、スタジアムの周辺は朝から活気にあふれていました。
今回の納涼祭では、射的やヨーヨー釣り、スーパーボールすくいなど、昔ながらの縁日遊びが並びました。東京ヴェルディのマスコット「リヴェルン」をモチーフにしたエア遊具や、子どもたちが夢中になるフットダーツなども登場し、小さな子どもから大人まで思い思いに夏のひとときを楽しんでいる様子が印象的でした。このイベントは、試合のチケットがなくても立ち寄れる開放型のエリアで行われ、地域の人々にも開かれた場となっていました。グルメを楽しめるフードトラックや休憩スペースも用意されており、誰もが気軽に立ち寄れる夏のイベントとして親しまれていました。
納涼祭は、東京ヴェルディが今夏に展開する一連のイベントの第一弾として位置づけられています。8月には「サマースプラッシュ」や「サマーフェスティバル」も開催予定とのことで、ヴェルディの“夏のスタジアム体験”はこれからさらに広がっていくようです。
夏の青空と笑顔が広がる、“開かれたスタジアム”での特別な時間

7月20日、味の素スタジアムでは、J1リーグ・東京ヴェルディ vs FC町田ゼルビア戦の開催にあわせて「東京ヴェルディ納涼祭」が行われました。夏休みに入ったばかりという時期もあり、スタジアム周辺には多くの親子連れが訪れ、試合前からにぎわいを見せていました。
イベントは、試合のチケットがなくても参加できる開放型のスペースとして実施され、地域の方々にも広く開かれていました。会場には射的やヨーヨーすくい、スーパーボールすくい、わなげ、缶たおしといった縁日遊びが並び、子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿があちこちで見られました。

小さなお子さんも、親御さんと一緒に思い思いの時間を楽しんでいる様子が印象的でした。中でも「千本引き」は人気を集め、豪華な景品を目当てに多くの来場者が列を作っていました。ひもを選ぶ手にも力が入り、当たりが出るたびに歓声が上がっていたようです。男の子も女の子も、そしてお父さんやお母さんも一緒になって大盛り上がり。家族みんなの笑顔があちこちで見られ、会場は温かな雰囲気に包まれていました。スポーツ観戦にとどまらず、幅広い世代が楽しめるひとときがスタジアムに広がっていました。
遊んで、食べて、くつろいで。誰もが楽しめる“夏のスタジアム体験”

納涼祭のもう一つの魅力は、身体を動かして楽しめるアクティビティと、ゆったりと過ごせる憩いの空間がバランスよく共存していたことです。特に子どもたちに大人気だったのが、東京ヴェルディのマスコット「リヴェルン」をかたどった大型エア遊具「リヴェルンコンボ」でした。中に入って跳ねたり転がったりと、元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの笑い声が絶えませんでした。また、ボールを使った遊びとして「フットダーツ」や「キックターゲット」も登場し、サッカークラブならではの体験が提供されていました。的を狙ってボールを蹴るたびに歓声が上がり、列を作って待つ子どもたちの表情には真剣さと期待が入り混じっていました。親子でチャレンジする姿も見られ、競技というより“遊び”としてのサッカーの楽しさが、自然と伝わっているように感じられました。

アクティブに楽しんだあとは、ゆっくり休めるスペースも充実していました。「フードヴィレッジ・ファリミアランド」では、バリエーション豊かなフードトラックが並び、子ども向けのおやつから大人も満足できる本格的な食事までさまざまなメニューがそろっていました。屋根付きの休憩所も設けられており、暑さを避けながら食事や会話を楽しむ人々の姿があちこちで見受けられました。誰もが無理なく過ごせるよう配慮された会場設計は、スポーツ観戦に馴染みのない人にとっても心地よいひとときとなったようです。スタジアムという場が、“観る場所”から“過ごす場所”へと広がっていく――そんな変化を感じさせる一日でした。
“観る”だけじゃないスタジアムの楽しみ方がここに
「東京ヴェルディ納涼祭」は、サッカー観戦に訪れた人々だけでなく、地域のファミリーや初めてスタジアムを訪れる方々にも、気軽に楽しめる開かれたイベントとして、多くの笑顔を生み出していました。縁日遊びで盛り上がる子どもたち、フードを囲んで談笑する家族、そしてボールを蹴る歓声が交差する空間には、スポーツが持つ本来の“つながる力”が感じられました。このイベントを皮切りに、東京ヴェルディは今後も「サマースプラッシュ」や「サマーフェスティバル」など、季節感あふれる企画を展開していく予定です。サッカーという競技を軸にしながらも、観戦にとどまらない多彩な楽しみ方を提供する姿勢は、クラブの新たな魅力として多くの人々に届いているように思います。
日常の延長線上に、ふと訪れることができる“特別な時間”。そんなスタジアム体験を、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。東京ヴェルディの夏は、まだまだ続きます。