「出会いがない…」と感じている人、意外と多いのではないでしょうか。特に20代・30代の世代は、仕事や生活に追われて恋愛に時間を割くのが難しかったり、きっかけがなくて一歩踏み出せなかったり。そんな中、“楽しく出会える”をテーマにした婚活イベント「恋フェス2025 in KANAZAWA」が石川県金沢市で開催されました。
会場となったのは金沢港クルーズターミナル。まるで旅に出るようなロケーションで、当日は男女合わせて116人が参加し、自己紹介タイムやグループゲーム、縁日ブースなどを通じてにぎやかに交流しました。お互いに「もっと話したいな」と思った相手とは、アプリを通じて「いいね」を送り合い、最終的に43組のマッチングが成立。なんと参加者の約74%が「また会いたい人に出会えた」と答えるなど、大盛り上がりの1日となりました。
自治体と企業がタッグを組んで実現したこのイベントは、ただの婚活にとどまらず、参加者の声や反応からも“楽しい出会いの場”としての魅力が感じられました。リアルな交流だからこそ見つかる相手がいる。そんなメッセージが、じわっと心に残る内容となっています。
若者のリアルな出会いを後押しする「恋フェス2025 in KANAZAWA」

今回のイベント「恋フェス2025 in KANAZAWA」は、婚活イベント情報サイト「オミカレ」と金沢市がタッグを組んで開催されたもの。舞台となったのは、海が見える開放感あふれる「金沢港クルーズターミナル」です。
申し込み開始と同時に満席となり、キャンセル待ちまで出る人気ぶりからも、多くの人が“リアルな出会い”に期待していることが伝わってきます。
参加者は、男性59人・女性57人の計116人。平均年齢は男女ともに30歳前後で、最も多かったのは20代後半の層でした。「婚活」という言葉から想像される堅苦しさはなく、あくまで自然に交流できるように設計されたプログラム構成が特徴で、初対面同士でも打ち解けやすい雰囲気が会場には広がっていたようです。
「ちゃんとした人と出会いたいけど、出会いがない」と感じている人たちにとって、このようなイベントはまさに一歩踏み出すきっかけ。日常の中ではなかなか生まれにくい“偶然の出会い”を、自然な形で演出してくれるのが、こうした婚活フェスの魅力なのかもしれません。
アプリ連携でさらに広がるマッチングの可能性

「恋フェス2025 in KANAZAWA」では、リアルな交流に加えて、参加者のつながりをもっとスムーズにする工夫として、通話型マッチングアプリ「オミカレLive」が使われました。これが、なかなかの好評だったようです。
このアプリでは、参加者だけが見ることができる特設ページが用意されていて、イベント中に「いいね」を送り合ったり、プロフィールをチェックしたりできる仕組みです。「もっと話してみたいな」「さっき話したあの人、気になるかも」と思ったら、すぐにアクションできるのがポイント。気になる相手に声をかけるきっかけになるため、自然と交流が広がっていったようです。
実際にやりとりされた「いいね」の数は、なんと605件。参加者一人あたりにすると、5人以上にアプローチしていた計算になります。また、アプリ上でのマッチング数も167組とかなりの数にのぼり、その後のフリータイムにもつながる流れができていました。
こうしたテクノロジーのサポートがあることで、「断られたらどうしよう」という心理的なハードルもぐっと下がります。リアルな出会いとデジタルの便利さを掛け合わせた、新しいタイプの婚活スタイル。今の時代ならではの工夫が詰まった仕組みだと感じました。
最終マッチング結果と、参加者のリアルな声

イベントの締めくくりには、「この人ともっと話したい」「また会いたい」と思った相手に、アプローチカードを渡したり、直接声をかけたりする“マッチングタイム”が設けられました。ここまでの交流を経て、自分の気持ちを伝える時間です。
その結果、なんと43組のマッチングが成立。参加者のうちおよそ4人に3人が「また会いたい」と思える相手と出会えたということで、高いマッチング成果がうかがえます。会場の雰囲気やプログラムの工夫が、それだけ自然な出会いを後押ししていたのかもしれません。
イベント後に実施されたアンケートでも、参加者の75%以上が「とても満足」「やや満足」と回答。特に好評だったのは、序盤のグループ対抗ゲームや、ドリンク・スイーツの提供、そして縁日ブースなど。ずっと話し続けるのではなく、合間に気軽に楽しめるコンテンツが用意されていたことで、緊張感をほぐしながら自然な交流ができたようです。
実際に寄せられた声の中には、「半日でたくさんの人と出会えてコスパがよかった」「思ったよりもラフな雰囲気で話しやすかった」「スタッフのフォローもあって安心して参加できた」など、前向きなコメントが多数。なかには「婚活ってもっと真剣で重い雰囲気かと思っていたけど、思った以上に楽しくて参加してよかった」という声もありました。
このように、“楽しい”と“真剣”がちょうどよくバランスされたイベント内容が、多くの参加者の満足につながっていたようです。
行政と民間の連携が生んだ新しい出会いの形

「恋フェス2025 in KANAZAWA」が注目された理由のひとつが、自治体と民間企業がタッグを組んで開催されたことです。今回のイベントを主催したのは、石川県金沢市と婚活イベント情報サイト「オミカレ」。出会いの場を提供するプロと、地域の魅力を発信したい自治体が協力することで、これまでにない新しいカタチの婚活イベントが実現しました。
特に20代・30代を中心とした若い世代では、「真面目な出会いはしたいけど、普段の生活でなかなかチャンスがない」と感じている人が多いもの。そういった声に応えるように、今回のイベントではリアルな場とオンラインのサポートを上手に組み合わせることで、無理なく自然なかたちでの出会いが生まれていました。
さらに、イベントを通じて得られた知見は、今後の地域活性化や少子化対策にもつながっていきそうです。婚活イベントというと少しハードルが高く感じられるかもしれませんが、「楽しく、安心して参加できる出会いの場」があることで、「ちょっと行ってみようかな」と思う人が増えていく。そんなきっかけを作る仕組みが、このイベントには詰まっていました。
自治体と企業の連携によって、「まじめな出会い」をもっと身近に、そして前向きなものに変えていく。今回の成功は、これからの出会いのスタンダードになるかもしれません。
リアルな出会いにこそ残る“記憶”がある
マッチングアプリが日常の一部になった今、スマホ越しのやりとりだけではなかなか伝わらないものもあります。だからこそ、今回の「恋フェス2025 in KANAZAWA」のように、実際に顔を合わせて会話をし、お互いの空気感を感じながら過ごす時間には、特別な価値があると感じさせられます。
出会いに少し不器用な人も、初対面が苦手な人も、それぞれのペースで交流を楽しめる工夫がされたこのイベント。堅苦しくなく、だけど真剣に向き合える“ちょうどいい距離感”が、多くの参加者にとって心地よかったのではないでしょうか。
今回のように、自治体と企業が手を取り合い、「楽しくて、前向きになれる出会いの場」を生み出していく取り組みは、今後さらに広がっていくかもしれません。日常の中ではなかなか出会えない人と、非日常の空間で自然に会える。そんな出会い方も、これからの時代にはしっくりくるのかもしれません。
「楽しかった」「また会いたい」――そんな気持ちが飛び交った金沢の一日。画面の中じゃなく、記憶に残る出会いを求めてみるのも、悪くないかもしれません。
株式会社オミカレについて

「出会いたいのに出会えない」──そんな声に応えるべく、婚活イベント情報サイト「オミカレ」を運営しているのが株式会社オミカレです。会員数は92万人を超え、全国の婚活パーティーやマッチングイベント、街コンの情報を幅広く掲載。参加者数や口コミ数でも国内トップクラスの実績を持つサイトです。
また、ビデオ通話型マッチングアプリ「オミカレLive」も展開し、リアルとオンラインの両面から“まじめな出会い”をサポート。最近では自治体との連携にも力を入れ、地域に根ざした新しい出会いの形づくりにも取り組んでいます。