街中の喫煙所は続々と撤去され、飲食店も原則屋内禁煙。たばこが吸える場所は、年々確実に減少しています。煙の出る紙巻きたばこはもちろんのこと、火を使わず水蒸気しか出ない加熱式たばこでさえも、喫煙者は非常に肩身の狭い思いをしているのが現状です。
そんな中、新たな選択肢として熱い視線を集めているのが「オーラルたばこ(無煙たばこ)」。たばこ葉から抽出したニコチンを繊維に染み込ませた小さなパウチを、上唇の裏側の歯茎に挟んで使用します。煙もにおいも一切出さずに、成分とフレーバーをじんわりと楽しめる画期的なアイテムです。
たばこメーカー各社から様々なオーラルたばこが発売される中、JTは2026年3月よりリフレッシュパウチ「ノルディックスピリット」を発売。そして7月21日(火)には、新たなフレーバー2種がラインアップに加わりました。

この新フレーバーの発売を記念して同日、都内某所にて『JT×YOUTRUST岩崎由夏氏×MMBH岸谷蘭丸氏 トークイベント&ノルディックスピリット新フレーバー先行体験会』が開催されました。本記事では、これからのビジネスパーソンに求められる働き方とリフレッシュのあり方に迫ったイベントの模様をレポートします。
成長著しいモダンオーラル市場。JTが提案する「集中を妨げない」価値

イベントの第1部では、JT RRP商品企画部 担当部長の原賢太氏が登壇。「ノルディックスピリット」の販売状況や新製品の概要、そして今回のコラボレーションの背景についてプレゼンテーションを行いました。

「ノルディックスピリット」の特長は大きく4つ。「煙・においがない」「ハンズフリー仕様」「約30分続く味わい」、そして「本場スウェーデン製による確かな品質」。この全く新しいたばこのスタイルを提供するモダンオーラル市場は、直近1年間で約3.6倍と急拡大。その中で「ノルディックスピリット」は、発売からわずか数ヶ月でカテゴリー内シェア約3割に到達するという急成長を見せています。
今回新たに加わったのは、南国フルーツの味わいが重なる「トロピカルミックス・ミディアム」と、澄み渡る冷涼感が特徴の「クールミント・ストロング」の2銘柄。原氏によれば、市場の成熟に伴い「より強い刺激」を求めるユーザーが増加している背景から、初の「ストロング」タイプが投入されたとのこと。

また、仕事専用SNSを運営するYOUTRUST社との協業についても言及。ビジネスパーソンの生産性やパフォーマンス向上を目指すYOUTRUST社と、「ハンズフリーだから『集中』続く」というノルディックスピリットが提供する価値が深く共鳴したことが、今回のコラボレーションの最大の理由です。
AI時代に求められるのは、作業量ではなく「深い思考」と「熱量」

続くトークセッションでは、株式会社YOUTRUST 代表取締役社長の岩崎由夏氏と、MMBH株式会社の代表である岸谷蘭丸氏が登壇。原氏を交え、「AI時代の働き方~ながらリフレッシュで仕事もタイパ時代へ~」をテーマにトークが交わされました。

株式会社YOUTRUST 代表取締役社長・岩崎由夏氏
大阪大学理学部卒業後、株式会社ディー・エヌ・エーに新卒入社。採用および子会社での経営企画を担当。転職市場の構造課題を背景に、株式会社YOUTRUSTを創業。Forbes Japan「日本の起業家ランキング」TOP20に2年連続選出。「日本のモメンタムを上げる偉大な会社を創る」というビジョンを掲げ、日本の働き方・キャリアの変革に挑む。

MMBH株式会社 代表・岸谷蘭丸氏
教育事業家。2001年生まれ、東京都出身。イタリア・ボッコーニ大学在学中。地上波、ネットメディアを中心に経済・ニュース番組MC、コメンテーターを務める。2023年には海外大受験支援サービス「MMBH留学」を設立。次世代の国際教育事業に注力している。

生成AIの普及により、誰もが一定のスピードと質で業務をこなせる時代。そんな中、人間にしか生み出せない価値とは何か。JTがデスクワーカーを対象に実施した調査でも、60%以上の人が「アウトプットの質」や「熟考」が重視されるようになったと回答しています。
岩崎氏は、自社でのAI活用状況を踏まえ、人間ならではの役割を強調します。「単純作業のロジックはAIがやってくれます。これからの人間に必要なのは『自分が何をやりたいのか』という意志。どれだけ深い思考をしたかが重要になっています」
岸谷氏もこれに強く同意し、熱を込めて語ります。「アウトプットの質が均一化するからこそ、その背景にあるナラティブ(物語)や熱量、情熱がないと人には伝わりません。教育の現場でも、『お前の熱量は何だ?』と伝えられるのはやはり人間なのです」
喫煙所への移動が集中を削ぐ? 現代ビジネスパーソンの課題

深い思考を持続させるためには「集中力」の維持が不可欠。しかし、喫煙者にとってその壁となっているのが「喫煙環境の減少」です。調査では、61.4%の喫煙者が「喫煙のための離席で休憩後の集中が途切れると感じる」と回答。
岸谷氏は、現場のリアルな悩みを吐露します。「今のご時世、オンラインミーティングが3時間続くこともざらです。また、コワーキングスペースには喫煙所が全くなく、吸いに行くまでに往復10分かかることも。これでは集中どころかイライラしてしまいます」
岩崎氏は「熱量高く会議をしていても、途中でタバコ休憩を挟むと『あの時の熱量、何だったっけ?』とテンションが下がってしまうことがよくあります。その場でリフレッシュできるのは、お互いにとって非常に良いことです」と語りました。
移動や離席による「分断」は、思考の質を著しく低下させる要因となっているのです。
場所を選ばない「ながらリフレッシュ」がタイパ時代の最適解に

この課題に対するひとつの最適解が、「ノルディックスピリット」による「ながらリフレッシュ」。今回、福利厚生として同製品を社内導入した両社から、実際の社員の声が報告されました。
岩崎氏は、オフィスでの様子を振り返ります。「デスクに置いてPC作業をしながら使用するメンバーが多かったです。煙もにおいも出ないので、非喫煙者から見ても全く気にならず、当人だけが集中を維持できている状態が作れました」
岸谷氏の会社でも、明確な変化があったと言います。「喫煙者100%の『男子校っぽい会社』でしたが、非喫煙者のインターンが増えてきました。そんな中、においも煙も出さず、オフィス内で完結できるのは非常にありがたい。外で誰かと会う時は紙巻きたばこ、オフィスで集中する時はノルディックスピリットと、うまく使い分けています」
多様な価値観が共存する現代のオフィス。音楽を聴きながら、考え事をしながら、そしてPCを叩きながら。ハンズフリーで使用でき、周囲への配慮も不要なノルディックスピリットは、常にマルチタスクをこなす現代のビジネスパーソンにとって、極めて理にかなったツールと言えるでしょう。
ビジネスシーンでのリアルを体感。新フレーバー先行体験会

第2部では「ノルディックスピリット」の新フレーバー先行体験会が実施され、集まったメディア関係者は新発売の「トロピカルミックス・ミディアム」と「クールミント・ストロング」を実際に体験。口内に広がるフレーバーとピリッとした心地よい刺激を体感しました。
思考を止めない新習慣、働き方をアップデートせよ!
AIによって業務の効率化が極限まで進む中、我々人間に求められるのは、独自の「意志」と「深い思考」。それを生み出すための「集中力」は、もはやビジネスパーソンにとって最大の武器。
「たばこ休憩で集中が途切れる」「吸う場所がない」。そんなこれまでの常識や環境の制約から喫煙者を解放する「ノルディックスピリット」。
作業の手を止めず、周囲の環境も選ばない。この「ながらリフレッシュ」という新たなスタイルは、限られた時間で最大のパフォーマンスを発揮するタイパ時代のビジネスパーソンにとって、強力なパートナーとなるに違いありません。働き方のアップデートは、こんな小さなパウチから始まるのかも。
