日本航空株式会社(JAL)と、世界最大級のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルは、これまでのパートナーシップを大幅に拡充し、それぞれの会員にフライトと宿泊の双方で特別な特典を提供する新たな取り組みとして、包括的なステイタスマッチおよび相互特典の提供を開始することを発表。
都内で戦略的パートナーシップに関する発表会を開催しました。
JALとマリオット・インターナショナルが戦略的パートナーシップを締結
本発表会には、日本航空株式会社 執行役員 マイレージ・ライフスタイル事業本部長の西田真吾氏が登壇。

「日本航空におきましては、このマイレージプログラム、当初は航空のご利用に際してマイルをさしあげる、そのマイルを使ってまた航空のご利用をいただくというプログラムでしたが、昨今はマイレージ・ライフスタイルという事業に変わっており、航空のみならずパートナーのさまざまな企業の皆さんと、共に成長していくという方針を掲げております。」
とJALマイレージバンク(以下、JMB)について紹介。
ロイヤリティプログラムとして成長を続け、事業構造改革やポートフォリオの変革に貢献をしていくと語りました。
現在JALでは、内部改革の拡大とともに「海外提携の本格化」を進めており、今回のマリオット・インターナショナルとの提携もその一環であると説明。

特に日本を訪れる外国人観光客との接点が少なかったことから、今回の提携によって顧客体験の向上、そしてプログラムの魅力向上によって、飛躍的な成長を図るものだと語りました。
西田氏は今回のパートナーシップ締結によって、

「これまでにない規模のグローバル戦略が実現できるのではないかと期待をしております。また、(旅行で)飛行機にお乗りになった先では、必ず宿泊も体験されます。旅の中で価値を感じる時間というのは、この宿泊体験の方がひょっとしたら長いのかなと考えておりまして、航空とホテルとのシナジー、これによってお客様の旅全体の体験、価値を上げていくことができるかと思っています。」
とコメントしました。
続けて、マリオット・インターナショナル アジア太平洋地区(中華圏を除く) チーフ・コマーシャル・オフィサーのジョン・トゥーミー氏が登壇し、本パートナーシップがもたらす価値や重要性について言及。

「マリオット・インターナショナルの受賞歴を誇るロイヤルティプログラムでありますMarriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)、それと日本航空様のロイヤルティプログラムであるJMBが提携をしていくことで、会員の皆様により包括的で充実した旅の体験を提供するとともに、より上位のステータスの獲得チャンス、そしてより大きな特典をお届けすることができます。」
と説明しました。
双方の特典同時利用や上位会員ステイタスの効率獲得が可能に
続けて、日本航空株式会社 マイレージ事業部企画グループ 担当部長の伊集院兼史氏、マリオット・インターナショナル エンタープライズパートナーシップ アンド カード – 日本ディレクターの益田玲子氏が登壇し、本提携でどのような特典を得られるのかについて説明がありました。

「JMBは、毎年1月から12月までのご搭乗回数、ならびに獲得されたポイントに応じまして、ステータスを獲得できるという仕組みです。今回のステータスマッチにおきましては、Marriott Bonvoy会員様に対して、ステータスに応じてFLY ONポイントを提供することになります。」
と説明する伊集院氏。

付与されるFLY ONポイント数はエリート会員ステイタスに応じて異なり、上位ステイタスの会員ほどより多くのポイントを獲得することが可能となっており、入会したばかりの一般会員でも年間2,000FLY ONポイントを付与。最大で4万FLY ONポイントが付与されます。
チタンエリート以上はポイント付与だけでなく、付与後のFLY ONポイント数に応じて、JMBのクリスタル以上のステイタスが付与。
伊集院氏によると、一般的な条件では東京〜大阪の1往復で約1,240FLY ONポイントが獲得可能とのことなので、1万ポイントは東京〜大阪間換算で約8往復に相当します。
一方、JMB会員向けには、Marriott Bonvoyのロイヤルティプログラムへシームレスに参加することが可能となります。

益田氏によると、FLY ONステイタスを持たないJMB会員は、6ヶ月以内に6泊することでMarriott Bonvoyシルバーエリート会員資格を獲得することが可能となるそう。
クリスタルランクではさらに簡単になり、6ヶ月以内に4泊で同じくシルバーエリート会員資格の獲得が可能。
サファイア以上の方は無条件でMarriott Bonvoyシルバーエリート以上の会員資格が付与され、各条件達成でさらに上位の資格へステイタスマッチされる仕組み。
「シルバーエリート会員以上ですと、Marriott Bonvoy参加ホテルの宿泊料金に応じて、ボーナスポイントを差し上げています。シルバーエリート会員になりますと優先レイトチェックアウトが、ゴールドエリート会員になりますと午後2時まで、プラチナエリート会員になりますと午後4時までのレイトチェックアウトをご利用いただけますので、さらにゆったりとした旅を楽しんでいただけるかと思います。」
と、益田氏はMarriott Bonvoy会員のエリートステータスの利点を紹介しました。
今回の両社の提携によって、上級会員が増加した際のラウンジなどの混雑について聞かれた西田氏は、

「ラウンジはどのエアラインにとっても、非常に重要なアセットです。お客様の体験価値が向上しているのか、これが逆に幻滅させることにならないかという意味では、気をつけてまいりたいというふうに思っています。」
と語り、顧客体験を向上させつつ、快適な利用ができるよう努力していく方針であると述べました。
両社のお得な特典を利用できるだけでなく、上位ステータス獲得もしやすくなる本提携によって、より充実した旅をすることができるようになります。
より詳しく知りたい方は、JALもしくはMarriott Bonvoyの公式サイトをご参照ください。
ステイタスマッチ詳細:https://www.jal.co.jp/jp/ja/jmb/marriott-status/?jmb=mv
JAL:https://www.jal.com/ja/
Marriott Bonvoy:https://www.marriott.com/ja/default.mi
