6月21日の父の日を前に、マスターロック・セントリー日本株式会社(MLSJ社)は全国の父親193人を対象に「家族の大切なモノについての調査」を実施しました。その結果、約9割の父親が家族に対して「あれどこにある?」と尋ねた経験があり、さらに約6割が重要書類や大切なモノが見つからず家族間で気まずい雰囲気になったことがあると回答しました。普段は気にならないものの、急な病気や災害などの非常時には大きな問題にもなりかねない「家族の大切なモノの保管」。その実態を見ていきましょう。
家族の大切なモノを把握しているのは「お母さん」が多数派

まず、「書類や日用品などの整理整頓・置き場所の管理を主導している人」を聞いたところ、「お母さん」が42.0%で最多でした。一方、「お父さん」は33.2%にとどまり、約10ポイントの差がつく結果に。24.4%は「夫婦で管理している」と回答したものの、多くの家庭では母親が管理の中心を担っているようです。

また、整理整頓や置き場所の管理をお母さんに任せている理由としては、「お母さんを信頼しているから」が53.1%、「お母さんに任せておけば安心だから」が43.2%で上位に並び、家庭内での管理を母親に委ねる傾向が見られました。多くの家庭で重要なモノの管理は母親が中心となっており、父親は保管場所を十分に把握できていない実態が浮き彫りとなりました。
約9割の父親が「あれどこにある?」を経験

日常生活の中で、「あれどこにある?」「どこやった?」と家族に尋ねることがあるかという質問では、「よくある」が25.9%、「たまにある」が59.6%となり、合計85.5%の父親が経験ありと回答しました。つまり、約9割の父親が、日常的に家の中のモノの所在を家族に確認しているようです。
約9割が重要書類の保管場所を把握できていない

さらに、家族の重要書類の保管場所について調査したところ、「具体的な保管場所が分からない」と回答した父親が最も多かったのは「年金手帳」と「マイナンバーカード関連書類」で、それぞれ20.2%でした。続いて、「不動産の権利書・契約書」が17.6%となり、生活において極めて重要な書類ほど所在を把握できていない傾向が見られました。

また、父親たちの本音としては、「自分も把握しておくべきだが、お母さんに任せきりでつい後回しになっている」が24.4%、「家の中のどこかにはあるから、いざとなれば見つかるはず」が22.8%という回答が上位となり、「分かってはいるが後回し」という実態も浮かび上がりました。
「見つけられると思う」父親たちの自信

「普段管理している人が急病や入院などで対応できなくなった場合、自分ひとりで必要書類を探し出せる自信があるか」という質問では、「とても自信がある」が26.4%、「やや自信がある」が45.1%となり、75.1%が「自信がある」と回答しました。

しかしその一方で、「重要書類や大事なモノが必要な時にすぐ見つからず、困ったり家族間で気まずい雰囲気になった経験があるか」という質問では、「よくある」が17.1%、「たまにある」が42.0%となり、59.1%が実際にトラブルを経験していました。見つけられると思っている一方で、実際には見つからず困った経験がある、というギャップが見受けられる結果となりました。
家族で共有できる“専用スペース”を求める声は84.5%

こうした背景からか、「家族で共有して管理できる専用の安全な場所は必要だと思うか」という質問では、「とても必要だと思う」が35.8%、「やや必要だと思う」が48.7%となり、合計84.5%が必要性を感じていることが分かりました。重要書類を家のあちこちに分散して保管するのではなく、「ここを開ければ必要なものが揃う」という場所を求める家庭が多いようです。
家族の大切なモノを守る場所として見直される“金庫”
金庫というと現金や貴金属を保管するためのものというイメージが強いですが、近年では家族の重要書類や思い出の品を保管する場所としても注目されています。

実際に調査では、耐火・耐水機能を備えた金庫について、認知の有無にかかわらず54.9%が「欲しい」と回答しました。
■調査概要
場所:全国(インターネット調査)
調査期間:2026年6月15日~6月16日
年代:20歳~49歳
母数:合計193名
回収条件:妻と小学生~中学生の子どもがいて同居している男性
マイナンバーカード関連書類や保険証券、不動産契約書、年金関連書類、パスポートなどは、急病や災害時に必要になるケースが少なくありません。しかし、家族の誰かしか保管場所を知らない状態では、いざという時に対応が遅れる可能性もあります。その点、家族全員が共有できる金庫を活用すれば、「どこにあるか分からない」という問題を解消しやすくなります。
近年は指紋認証に対応したモデルも登場しており、家族それぞれの指紋を登録しておくことで、必要な時に誰でもアクセスできる環境を整えることが可能です。さらに耐火・耐水性能を備えた金庫であれば、火災や水害、地震などの災害時にも重要書類を守ることができます。


MLSJ社が提唱する新たな防災の考え方「逃げ一択防災」も、こうした発想に基づいています。防災リュックなどの“持っていく防災”に加え、大切なものや生活再建に必要な書類を金庫で守る“置いておく防災”を実践することで、災害時には迷わず避難を優先できるという考え方です。父の日は、お父さんに感謝を伝えると同時に、家族の大切なものを誰でも分かる場所で管理できているか家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
■マスターロック・セントリー日本株式会社
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