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こどもの日に考えたい「子どもの防災教育」ママ防災士が教える備えの8ステップとは

マスターロック・セントリー日本株式会社は、5月5日のこどもの日を前に、2人の子どもの親でもある防災士・藤田実沙さんと“子どもの防災教育”について情報を発信。 大切な子どもを守るため、子どもと一緒に考える防災8ステップを提 […]
TORSOJACK 2026年4月30日

マスターロック・セントリー日本株式会社は、5月5日のこどもの日を前に、2人の子どもの親でもある防災士・藤田実沙さんと“子どもの防災教育”について情報を発信。

大切な子どもを守るため、子どもと一緒に考える防災8ステップを提案しました。

 

「もしも子どもが一人のとき災害が起きたら?」を考える

東日本大震災の発生時間である14時46分、その時子どもたちは授業終了や下校のタイミングでした。

一方、阪神・淡路大震災(5時46分)、熊本地震(21時26分)、能登半島地震(元日の16時10分)は、いずれも家族が自宅に揃っている時間帯に発生。

つまり、これまでは「子どもがひとりぼっちの時に起こった大地震」はありませんでした。

しかし、これからも「親がいない時間帯」に大地震が起こらない保証はありません。

万が一、子どもが一人の時間帯に災害が起きたとしても、確実にその命を守るためには、そうしたシチュエーションへの備えが必要になってくるのです。

 

命を守るための「逃げ一択防災」とは

マスターロック・セントリー日本が提唱する「逃げ一択防災」は、日常的に使っている耐火・耐水金庫を活用した新たな防災の考え方。

これは、防災の備えとして推奨されている防災袋/リュック(“持ってく防災”)にプラスし、普段の生活からそれぞれの人が大切に思っているものや、生活が戻った時に必ず必要になるものをしっかり守ることを「置いてく防災」と定義。

もしもの時に、避難を唯一の選択肢にすることで憂いや迷いをなくし、迅速な避難を可能にするというものです。

例えば「大切な物を置いてきてしまった」と取りに戻ってしまうと、倒壊した家屋の下敷きになったり、火災などの被害に遭ったりする恐れも。

そこで、耐火・耐水性能に優れ、大切な物をしっかりと保管できる金庫を活用して“大事な物は置いていき、自分は迅速に逃げる”という「逃げ一択防災」を実践することで、大切な物を守りつつ、外出時でも倒壊リスクがある家に戻る必要がなくなります。

また、避難所での盗難・紛失などのリスクも減らすことができるだけでなく、さらに重要書類が守られることで、行政手続きや保険申請をスムーズに行うことが可能となり、生活再建に向けたスピードの向上も期待できるそう。

金庫は重要書類や貴重品、家族の大切な物を守る防犯アイテムとして、災害時にはそれらを守り抜く防災アイテムとして、日常から非常時まで幅広く活躍するのです。

【金庫に入れておくといいもの】
●財産に関するもの(登記済権利証書/現金/印鑑/宝飾品/遺言状など)
●身分証明に関するもの(パスポート/身分証のコピーなど)
●失くしたくないもの(年金手帳/結婚指輪・婚約指輪/エンディングノート/母子手帳(コピーも可)/子どものへその緒/写真・手紙/スマートフォン・タブレット等のパスワードなど)
●そのほか(金庫保有者の連絡先)

さらに大規模災害時、子どもは大人以上に心理的ストレスを感じやすいのだそう。

東日本大震災後は、瓦礫の中から家族の写真や位牌、ランドセルなどを探し出し、丁寧に洗浄して持ち主に返す「思い出返却」の活動が数多く行われています。

この活動が重要視されたのは、自分が大切にしていたものを取り戻すことが、被災者の喪失感を埋め、生活再建への心の糧になるから。

特に子どもにとって、この思い出返却は断絶された日常を再び繋ぎ合わせる大きな役割を果たしています。

 

子どもと一緒に備える8つのステップ

整理収納アドバイザーで防災士の藤田実沙さんは、

「災害はあらゆる人の日常を理不尽に奪いますが、大人と子どもでは被災した後の困りごとが異なります。そのため、とくに乳児や幼児がいるご家庭では、子どもに合わせた備えを考えておくことがとても重要です。」

と子どもに合わせた備えが大切であるとコメント。

藤田さんは、2018年に起きた最大震度6弱を記録した大阪府北部地震をきっかけに、暮らしと備えをセットで考えるようになったそう。

当時、子どもが4歳と6歳だった藤田さんは、

「長男妊娠中に東日本大震災が起こり、自宅の防災対策の必要性を感じるもなかなか進まず…。防災リュックもなければ水の備えすらない状態で、震度6弱の揺れを経験することになってしまいました。備えも知識もない状態で被災するのはとても恐ろしいことです。その経験から、大切な子どもを守るために本気で防災と向き合うことにしました。」

と、子どもと一緒に備える防災に、本気で取り組むことになったと語りました。

 

●1. 「避難」と「自宅待機」の基準を明確にする

(1)自宅や隣家に倒壊(柱や内壁のヒビ)・火災の恐れがないかを確認し、危険がなければ自宅にとどまる。
(2)判断に迷った場合は避難する。
(3)外出時の場合は、避難所となる小学校で子どもと待ち合わせするなど、家族でルールを決めておく。

また、台風・豪雨時に備えて、住んでいる自宅のハザードマップと「避難行動判定フロー」を確認しておきましょう。

●2. 家族で連絡手段を話し合う

SNSやLINEの活用だけでなく、スマホが使えない場合も想定し、公衆電話の利用も選択肢に入れておきましょう。

公衆電話は災害時でも回線がつながりやすいというメリットも。

自宅近辺の公衆電話の場所を確認し、子どもと一緒に体験しておくと安心です。

「避難所にいきます」など張り紙で伝えたい場合は、防犯の観点から玄関の外でなく扉の内側に貼るなど、事前に家族で決めることも大切。

災害伝言ダイヤル「171」は、無料体験(毎月1日、15日など)を実施しているので、一度体験利用しておくと安心です。

●3. いざという時の「頼れる大人」を考えておく

家族が周囲にいない状況で被災した場合に備え、頼れる大人とコミュニケーションをとっておくことも非常に重要です。

近所の人や、よく行くお店の店員さんと日頃から挨拶をすることで、顔を覚えてもらいやすく災害時にもスムーズな助け合いになることも。

また、子どもが安心できる近所の大人(友だちの親など)と、もしもの時は協力できるよう事前に話し合っておけると安心でしょう。

●4. 自宅内での「安全箇所」を認識しておく

家の中で安全な場所についても、事前に話し合っておきましょう。

「寝室」「リビングのソファの上」など、大きな揺れでも物が落ちてこない安全な場所を作っておくことが重要。

家の中すべての安全対策をするのが難しくても、限定的に「このスペースだけ」と絞って対策をすることは可能なので、子どもと話し合っておくことが大切です。

●5. 避難する際の「子ども用持ち出しグッズ」をまとめる

早急に避難が必要になった場合、スムーズに靴を履いて外に出られるよう、玄関を整えておくことも立派な防災活動。

また、最低限持ち出したいものはあらかじめ避難リュックなどにまとめておきましょう。

また、ベビー用品やサイズの小さなものは、大人のものと比べて手に入りにくいことが想定されます。

特に乳幼児がいる場合、必要なものは普段から余裕をもってストックし、無理のない範囲で持ち出せるようにしておきましょう。

温め不要でそのまま飲める液体ミルクや、洗浄や消毒が不要な使い捨て哺乳瓶などを備蓄しておくと安心。

月齢が上がると常温で食べられる離乳食やジュース、幼児になると暇つぶしになる絵本や折り紙など、子どもの成長に合わせて必要な備えは変わってくるもの。

子どもが小さい頃は、できれば半年ごとに防災リュックを見直し、中身をバージョンアップさせていくようにしましょう。

●6. 日常から持ち歩きたい「防災ポーチ」

小学生くらいになると、自分の持ち物を管理できるようになってくるので、手軽に持ち歩けるポーチに最低限の防災セットを作るのもいいでしょう。

防災用とはっきり分けるのではなく、普段の買い物や家族旅行などで持ち歩くのがおすすめ。

普段から使い慣れていることが、もしもの際の大きな安心につながります。

※子ども用防災ポーチの中身(一例)
ミニライト/ホイッスル/キーホルダー時計/小銭(10円玉は公衆電話で使える)/頼れる大人の連絡先/身分証のコピー/マスク/食べなれた飴やラムネ/買い物袋/絆創膏/ミニノートとペン/ティッシュとハンカチ

●7. 家に置いていくものを家族で話し合う

避難の際も家から持ち出さず、大切に置いておくものを話し合うことも重要です。

避難所では必要なくても、日常が戻った後に必要になるもの、失いたくないもの、家族にとって大切な物を金庫など特定の場所にまとめておくことで、避難が必要な時は迷わず逃げる判断ができるようになります。

例えば、財産に関するもの(登記済権利証書/現金/印鑑など)、身分証明に関するもの(パスポートなど)などが該当。

藤田さんにとって、子どもからもらった手紙や写真なども失くしたくない大切な物だと語り、もし子どもが大切にしているものがあるなら「家族みんなの大事なものは、ここにまとめておこうね」と一緒に確認しておくことで、子どもにとっての安心にもつながり、避難がスムーズになるはずです。

●8. 親が不在のときの対応を決めておく

子どもだけでお留守番しているときに災害が発生したら、どう動き、どこで待つのかを必ず話し合っておきましょう。

家のリスクや周囲の環境、頼れる大人が近くにいるかどうかによっても、子どもがとるべき行動は変化します。

一般的な正解ではなく、自分の家のルールを考えて決めておくことが大切です。

 

災害はいつも突然襲ってくるもの。

子どもが一人の時の被災も想定し、日頃から家族で避難ルールや連絡手段を話し合っておくことが大切です。

「持ってく防災」に加えて「置いてく防災」の考えも取り入れる「逃げ一択防災」で、命と心の両方を守る備えを親子で進めていきましょう。

逃げ一択防災:https://masterlocksentry.jp/nigeittakubousai/

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