春の訪れを感じる下田で、ちょっと特別なお土産に出会った。下田ロープウェイと伊豆急行「リゾート21」がコラボした限定トートは、旅の記憶をやさしく持ち帰れるアイテム。取材日はあいにくの雨だったが、7分咲きのソメイヨシノやピンクと白のコントラストの美しいしだれ桃が、しっとりとした風情を添えてくれた。今回、限定トートとともに楽しむ寝姿山の魅力を紹介しよう。
コラボ限定トートは、売り場でふと目を引く一品

売り場に並ぶコラボ限定トートは、思わず足を止めたくなる存在感。裏面には、開業当時の下田ロープウェイを描いたレトロポスターのデザインがあしらわれ、どこか懐かしさを感じさせてくれる。旅のはじまりに手に取れば、その先の時間も少し特別なものにしてくれそうだ。

あわせてチェックしたいのが、伊豆急行の人気車両をモチーフにしたラバーキーホルダー。キンメ電車をはじめ、8000系電車や黒船電車などの展開があり、トートに付けて自分好みにアレンジして楽しめる。

なかでも筆者のおすすめはキンメ電車。伊豆名産の金目鯛をアピールする存在として知られ、鮮やかな赤い車体が印象的。その愛らしい見た目はグッズでもしっかりと再現されている。
トートとともに楽しむ、春の寝姿山散策

やわらかく咲く七分咲きのソメイヨシノの先に、雨にしっとりと濡れながら静かに佇む愛染堂。桜越しに眺めるその姿はどこか穏やかで心を落ち着かせてくれるような景色だ。
愛染堂は、恋愛成就のご利益があるとされるパワースポットとしても知られており、訪れる人々をやさしく見守ってくれる。

桜の奥に、そっと佇むお地蔵さんの姿も印象的。華やかな春の風景の中にある静かでやさしい存在に、思わず足を止めたくなってしまう。

愛染堂のそばに咲くソメイヨシノは、建物との距離感も相まって、より趣のある景色に。雨に濡れた空気がその美しさを一層引き立ていた。

歴代のリゾート21のカラーリングがデザインされたトートを手に、寝姿山をのんびりと散策。桜とともに写るそのデザインは、今回の旅の記憶をやさしく重ねてくれるよう。風景とアイテムが自然に溶け合い、思い出として形に残るのもこのトートならではの魅力といえる。
伊豆急行が誇る観光列車「リゾート21」とは!?
かつて“各駅停車のスーパーカー”とも呼ばれた人気車両。1985年、100系電車の置き換えとしてデビューし、大きな展望窓や海側を向いた座席配置など車窓の景色を楽しめる工夫が話題となった。
1993年にはフルモデルチェンジしたアルファリゾート21が登場し、より快適で開放感のある空間へと進化。2011年には伊豆急行50周年を記念し、100系カラーを復刻した「リゾートドルフィン号」が誕生した。イルカの愛称は、伊豆の海と車両のフォルムのイメージから名付けられたとされている。
さらに、2004年には下田開港150周年にあわせて黒船電車が登場。2017年にはドルフィン号をベースに、伊豆名産の金目鯛をイメージした鮮やかな赤い車体へと大胆に変更した「キンメ電車」が誕生するなど、地域の魅力を発信する車両へと進化を続けてきた。
今回のトートバッグには、こうした歴代リゾート21のカラーリングが上から順にデザインされており、その歩みを一度に楽しめる特別感のあるアイテムとなっている。
ピンクと白が織りなす、しだれ桃のやさしい彩り

ピンクと白のコントラストが珍しく美しいしだれ桃を発見。しっとりとした雨の空気の中でやわらかに揺れ、彩りがより一層引き立ち印象的な景色をつくり出してきた。
今回はあいにくの天候で、寝姿山の散策は短めに。“花公園”とも呼ばれるこの場所を次は晴れた日にゆっくりと訪れてみたいと後にした。その時ももちろんこのトートとともに。
広がる景色を楽しみながら、どんな花々に出会えるのか…そんな楽しみを胸に、再訪を心待ちにしたくなるひとときを過ごしたのだった。
下田ロープウェイ
静岡県下田市東本郷1-3-2
0558-22-1211
ロープウェイ乗車料金(往復乗車運賃)
大人(中学生以上)1,500円(税込)
小人(小学生)750円(税込)
