GANYMEDE株式会社が運営するプロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」と株式会社バンタンは、「ZETA DIVISION」が企画から教育までおこなう専門スクール『ZETA DIVISION GAMING ACADEMY POWERED BY VANTAN』大学部・専門部・高等部を、2027年4月に東京・大阪・名古屋で開校することを発表しました。これに先立ち、2026年3月19日(木)、「ZETA DIVISION GAMING ACADEMY POWERED BY VANTAN開校発表会」が行われ、メディア関係者及び入学を検討する学生が会場に集まりました。
日本のeスポーツ市場は拡大傾向にあり、2025年時点で前年比116%の約200億円※規模に達しています。今や国内のファン数(試合観戦数、動画視聴経験者、テレビ番組等の関連放送視聴経験者)は1,000万人を超える規模への成長が予測※されており、2026年1月にはグローバルで注目される大会が日本の札幌で開催されるなど、今や世界が注目する成長市場として国際的な視線を集めています。しかし、急成長を遂げる市場において、競技タイトルごとに専門知識を要するイベント運営やマネジメントといった、多角化する業界のニーズに応える専門人材の育成が急務となっています。
※出典:日本の市場規模 日本eスポーツ連合2024
この課題に対しビジネス・競技の両面で世界基準の実績を積み上げてきた「ZETA DIVISION」が知見を次世代へと繋げるために新スクールを開校します。本スクールでは、GANYMEDEが「ZETA DIVISION」を通して培ってきた運営・制作・マネジメントの知見をカリキュラムに反映し、創立60周年を迎える「バンタン」の教育基盤のもと、業界の未来を支える多様なビジネス人材・プレイヤーを輩出することを目指します。

発表会では、はじめにGANYMEDE株式会社 代表取締役 西原大輔氏が登壇し、事業内容やプロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」について紹介しました。
GANYMEDE株式会社はプロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」を運営し、所属タレントのマネジメント、コンテンツ制作事業、アパレルグッズの販売などのマーチャンダイズ事業、マーケティング事業を総合的に展開しています。
2021年に前身となる「JUPITER」を改名し、今年で5年目を迎えるeスポーツチーム「ZETA DIVISION」は、STREET FIGHTER、Fortnite、APEX LEGENDSなど現在合計15の競技部門を保有し、数多くのタイトルを獲得。また、ゲームカルチャーを牽引するタレントも多く所属しています。大型イベントやアパレルを中心とするマーチャンダイズも好評です。また、トヨタやJCB、ソニー、レッドブルなど多くの企業とパートナーシップを締結し、ゲーミングカルチャーに根ざした多角的なマーケティング施策を展開しています。
西原氏は、「『ZETA DIVISION』の運営を通じて積み上げてきた最前線のノウハウを、eスポーツ産業の未来を担う皆さんに伝えていく仕組みをバンタンと一緒に作っていきたい」と開校に向けて意気込みを語りました。

続いて、株式会社バンタン 代表取締役社長 木村良輔氏が登壇し、バンタンの特長を紹介しました。
1965年に創立したバンタンは、「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンとし、現役で活躍しているクリエイター講師による授業をはじめ、長期の有償インターンシップ、企業とのコラボレーションといった「実践教育」を通して即戦力となる人材を育成しています。ファッションやゲーム、アニメなど幅広い分野を展開し、現在スクール数は15スクール、校舎は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台に23校舎、在校生徒数は9,000人超、卒業生数は20万人を超えています。また、KADOKAWAグループの一員としての強みを生かし、最前線のコンテンツ産業に結び付いた教育環境を構築しているほか、グループの学校法人であるS高等学校やZEN大学と連携することで、専門スキルと学歴の両立も可能にしています。こうした取り組みにより、社会のニーズと若者の「すぐに活躍したい」という双方の期待に応える、実践教育を提供しています。
木村氏は「若者にとって1番最初に社会に出る出発点となる環境はとても大事。その第1歩を優位に歩むことができる」とバンタンで学ぶメリットを掲げ、「未来のeスポーツ業界で活躍する生徒の皆さん、そしてこの業界全体のためにも、一生懸命募集をして、教育を行っていきたい」と述べました。

次に、GANYMEDE株式会社 執行役員 事業開発部 部長 千葉哲郎氏が登壇し、2027年に開校する新スクールの概要を語りました。
本スクールの大きな特徴は、プロeスポーツチーム『ZETA DIVISION』が全面監修している点。世界レベルで活躍してきた実績をもとに、実践的で業界最前線のカリキュラムが組まれています。プレイヤー育成だけでなく、イベント運営やマネジメント、コンテンツ制作、さらには映像編集やデザインまで、幅広いスキルを体系的に学べる内容になっています。特別顧問には、世界大会3位の実力を持ち、引退後にはコーチとして若手プレイヤー育成も行ってきたクリエイターのcrow氏が就任し、カリキュラムの監修や特別講義なども行います。ほかにもZETA DIVISION所属の有名選手やクリエイター陣、スタッフ、関係企業による直接指導を受けられる点も大きな魅力となっています。
授業内ではイベント企画やグッズ開発など、実践的なプロジェクトに取り組み、実際の現場を意識した教育環境を提供。加えて、公式イベントの運営サポートやインターンシップの機会も用意されており、在学中から実務経験を積める環境となっています。トライアウト制度も設けられており、合格者は「スクール選抜」として、プロから直接指導を受ける機会を得られるほか、その先の「ZETA DIVISION VALORANT ACADEMY」への所属チャンスも。プロを目指す人にとっては、非常に実践的なステップとなっています。
拠点は東京・大阪・名古屋で、開校は2027年4月を予定。高等部(3年制)、専門部(2〜3年制)、大学部(4年制)の通学形式で、ゲーミング総合学部(ゲーミングビジネス総合コース/ゲーミング総合コース)とプレイヤー・クリエイター学部(プレイヤー・クリエイターコース)が設置されます。
千葉氏は、「日本全体のeスポーツ人材の育成に貢献し、eスポーツがより大きな産業となり、若者にとって目指せる世界になれるように頑張ってまいりたい」と意気込みを語りました。

ここで、GANYMEDE代表取締役 西原氏と「ZETA DIVISION」クリエイターのcrow氏による特別授業と題したスペシャルトークセッションが行われました。

この日の司会は、元日テレアナウンサーで現在フリーのeスポーツキャスターとして活躍する篠原光氏が務め、イベントを盛り上げました。

crow氏は、西原氏と共に歩んできた「ZETA DIVISION」の5年間を振り返りながら、「4年前選手としてやっていた当時は、勝つことだけにフォーカスしていて、どれだけの人が応援してくれてどれだけの人が関わっているか想像できてなかった」と語りました。キャリアを積む中で業界の裏側の重要性に気付いたそうです。

西原氏はeスポーツ業界に対して「5,6年前は18畳ぐらいのワンルームで練習していた。今では日本でいろいろなゲームタイトルやイベントが行われ、すごい数の集客となる。いろいろなエンターテインメントがあるなかで、数字にも表れているように年々大きくなっており、まだまだ広げていける余地がある」と熱狂的になれるコミュニティであるeスポーツの魅力を語りました。また、学生に向けて「このスクールがeスポーツの道に繋がるきっかけになれば」と伝えました。
学生からの質問コーナーでは、「若い世代がeスポーツに貢献していくために今からできることや身につけておいた方がいいこと」という質問も。crow氏は自身の経験を振り返りながら、「プロとしての価値は強さだけでなく、いかに応援してもらえるかが重要」と答え、コンテンツの発信力や人間力が大切だと話しました。これに対し、西原氏は「選手やストリーマー、裏方にも共通していえるのは、社会性」と強調。そして「eスポーツやカルチャーが好きという強い信念を持つこと。好きだからこそ、好きじゃないことも頑張れる」と語りました。
eスポーツ業界の拡大に伴い、専門スキルを持つ人材のニーズはますます高まっています。業界の最前線のノウハウを実践的に学べる本スクールで専門性を身に付けることは、将来への大きなアドバンテージになるはずです。今のこのチャンスを逃さず、eスポーツに興味のある人は新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
■『ZETA DIVISION GAMING ACADEMY POWERED BY VANTAN』
HP:https://www.vantan.co.jp/zetadivision/
