スナック業界のDX化を推進するスナックテクノロジーズ株式会社は、都内でスナック業界向けのDXプラットフォーム「スナテク」に関するメディア向け発表会を開催しました。
スナックDXプラットフォーム「スナテク」リリース
かつて、日本国内には約12万件ものスナックが存在し、人々の酒場・交流の場として多くの客を楽しませていました。
しかし、昨今の様々な要因も重なり、スナックは現在約4万5,000件ほどに減少してしまっていると説明。
そんなスナック業界をDXプラットフォームで再び盛り上げるべく、新サービス「スナテク」を展開したのがスナックテクノロジーズです。
スナックテクノロジーズ 代表取締役を務める関谷有三さんは、同社が都内で運営するスナック「スナテク赤坂店」で行われた発表会に登壇。

「スナックというのは語りの場所であり、癒しの場所であり、新たな出逢いを生む場所なんです。(私が)20年以上の経営者人生であったり、様々なジャンルで0から1を生み出していくというのは、実はずっと孤独との闘いでした。それを唯一癒してくれる場所がスナックだったんです。」
と、スナックとの出会いや、スナック業界に向ける想いを語りました。
「僕のように、スナックに人生を救われてきた人は数多くいらっしゃると思うんですけれども、電車もないような地方で、スナックが人々の交流の場所であったわけで、こういったスナック文化というものがどんどん廃れていくと、いま社会問題にもなっている孤独化であったり、地方の過疎化というものが加速していく1つの要因になっていくんじゃないのかな、とスナック好きとして危惧しています。」
スナック文化の衰退とともに、孤独化・過疎化も加速する可能性を示唆した関谷さんは、スナックの客離れの要因として「店舗に入りづらい雰囲気」「不明瞭な会計システム」「ママ・顧客の高齢化」「顧客管理などの属人化」などの課題が、現代になって顕在化してきたと指摘。
それらを解消するべく開発された、スナック業界向けのDXプラットフォーム「スナテク」で、これらの課題を解決していきたいと語りました。
会計から顧客管理までのあらゆる機能を集約したプラットフォーム「スナテク」
関谷さんはスナックについて行ったアンケート調査の結果を披露しつつ、スナテクがスナック業界の課題解決を図っていくと説明。

「スナテクのアプリ内では、動画でお店の内装やママへのインタビューといった、様々な動画コンテンツが充実しております。さらに、この加盟店の会員証というのが共通のQRになりまして、チェックインをすると、アプリ上で今お店に誰がいるか、というのがリアルタイムで表示される仕組みとなります。働いているスタッフと、来店中のお客様が表示されるので『あの人がいるから今日寄ろう』と(実証実験中の店舗では)活用してくれていますね。」

と、スナテクによって店内の様子が事前にチェックできるほか、現在誰が店内にいるのかが見えるため、気が合う客・従業員がいる日に立ち寄りたくなる、といった来店動機にも繋がっていると説明。



スナテクを利用する際は会員登録が必要となりますが、クレジットカードなどと連携しており、支払いはオンラインで自動会計。
さらに、料金の明細や領収書の発行も全てオンライン上で完結します。

「(私自身、)翌朝に高額の領収書だけあって『あれ、こんなに飲んだっけ!?』とモヤモヤしたことがありますが、スナテクは注文なども全て細かいデータとして残るので、会計の透明性などのリスクも減っていくと思っています。」
と、スナテクの導入店舗では「ぼったくり」被害に遭うリスクも減少させられると説明しました。
そのほか「ボトルキープ機能」や、予約よりも柔軟な「行くかも機能」、さらには「顧客管理機能」などの店舗側にも有用な機能を詰め込んでいます。

さらに新機能として、スナックのママやマスターだけでなく、ユーザー同士でも投げ銭アイテムを贈り合える新世代の投げ銭ライブエンターテイメント機能「スナボム」が、3月13日より提供を開始すると発表しました。

スナボムは、スナテク上で簡単に投げ銭やお酒などを贈ることが可能。


店舗の中だけでなく、自宅などの遠隔地からでも贈ることが可能となっており、BOMBする(投げ銭を贈る)と、店舗内の大型モニターに即座に動画エフェクトとして反映される仕組み。

この動画エフェクトは500種類程度あり、今後種類をどんどん拡大していくほか、店舗ごとのカスタマイズにも対応予定となっているそう。
スナテクの導入店舗の利用料は売り上げの1%で、決済手数料も業界最安クラスとなる2.98%と、低手数料なところも魅力だと関谷さんは語りました。
「スナテク導入で売り上げ2倍を目指す」
発表会後半に行われたトークセッションでは、東京都・新橋にあるBAR BRIDGEの吉田早織ママと、山形県のLounge eagleの伊藤なつみママが登壇。

現場での苦労や経験談などを語ったほか、
「これから導入するにあたってありがたいなと思ったのが、私は記憶力があまり良くなくて、チーママの娘が記憶力が良いため、その娘に聞きながら『あの時いらした誰々さんです』とか、2度目ましての方の対応をしていました。顧客管理を全然していなくて、どうしようかと思っていた矢先だったので、このシステムはありがたいなと思ってます。」
と早織ママはほしかった機能が搭載されていることから、早く利用したいとコメント。
なつみママも、
「 (スナボムは)絶対盛り上がるなと思います。いつものお店の店内の雰囲気を見ていて、皆さんお酒も一緒に飲んでいますし、ほろ酔いの中で、ああいうテンションの上がる映像と音楽とで、しかも〇〇さんから△△さんへ、みたいな表示がされれば、すごい賑やかになるイメージがつきました。」
とスナボム機能を絶賛されていました。
両ママのスナックへはこれから導入予定とのことですが、利用を開始した際はスナックの売り上げを現在の1.5倍〜2倍を目指すと、早くもスナテクに期待を寄せていました。
関谷さんは5年後までに1万店舗への導入を目指していくとのこと。
今後のスナテクの普及で、スナック業界がどう変わっていくのかに注目してみてください。
スナテク:https://snatech.jp/
