Skip to content
ネクストデイリー

ネクストデイリー

毎日次の新しい情報をお届け!

Primary Menu
  • Home
  • 【インタビュー】奥山和由監督、「この映画があることで魂が救われたと思ってくれる方がいればそれでいい」
  • その他

【インタビュー】奥山和由監督、「この映画があることで魂が救われたと思ってくれる方がいればそれでいい」

中村文則氏の原作を瀧内公美主演で映画化した『奇麗な、悪』が公開になった。メガホンを握った監督は、プロデューサーとして数々の日本映画の名作を放ってきた奥山和由だ。「いつもの奥山作品とは違い、上品な作品になりました(笑)」と語る奥山監督に、作品に込めた想いを確かめた。 ーー監督作『奇麗な、悪』公開を迎えましたが、心境はいかがでしょうか。 いつもの奥山作品とは違い、上品な作品になりました(笑)。何百、何千と映画を観ている方々の中には、この映画が響いてくれる人たちが多少なりともいるだろうという期待はしてい...
yesnews 2025年3月5日

中村文則氏の原作を瀧内公美主演で映画化した『奇麗な、悪』が公開になった。メガホンを握った監督は、プロデューサーとして数々の日本映画の名作を放ってきた奥山和由だ。「いつもの奥山作品とは違い、上品な作品になりました(笑)」と語る奥山監督に、作品に込めた想いを確かめた。

ーー監督作『奇麗な、悪』公開を迎えましたが、心境はいかがでしょうか。

いつもの奥山作品とは違い、上品な作品になりました(笑)。何百、何千と映画を観ている方々の中には、この映画が響いてくれる人たちが多少なりともいるだろうという期待はしています。観てくださる方たちの絶対数よりは、自分にとってはこの映画があることで魂が救われたと思ってくれる方がいれば僕はそれでいいかなと。

ーー中村文則氏の原作に惹かれていることのほかに、今回の映画化にはよりパーソナルな想いもあるそうですね。

映画監督はAIがするようになるという意見もあるなか、そもそもそれって情報の集積に過ぎないわけですよね。でも映画には人間の不条理を描くジャンルがあり、それらが僕は好きで育ってきた。だから自分でも撮りたいと思ってはいたものの、アニメーションじゃないとお金が集まらないという現実もあるわけですよね。そんな時代なのですが、今回好きに撮っていいという方たちの支援を得て、撮れることになったわけです。

なのでやりたいことをやらせてもらえたので、とても幸運だったと思っています。その上でヒットさせよう、目立といういう欲望が消え失せてしまったところが困ったなと(苦笑)。自分の体に沁みついているとにかく宣伝しないとというプロデューサー気質みたいなものが発揮されないまま、ここまで来たなあという感じです。

ーー先ほど上品な奥山作品と言われていましたが、主人公の独白をワンカットで撮るなど実験性も高い作品でした。これまでのプロデュース作品からの作風の変化についてはいかがでしょうか。

昔はどうしてそんなにギラギラしているのかと言われていましたが、毀誉褒貶、激しかった時期も(この映画のように)似たようなことを考えていたような気がします。

くたびれ果てて歳を取ったからこういう映画を撮っているつもりはないけれど、気が付いたら70歳に自分がなっていて、70歳でこういう映画に辿りついたんだな。こういう映画を作ってしまったんだなと。もしかしたら劇場でかけても、誰も来てくれないかも知れないと(苦笑)、実際、主演をお願いした瀧内公美さんともそういう話をしたほどなんですよ。

ーーひとりで話し続ける瀧内公美さんの表現力も素晴らしかったです。

この映画の企画中、瀧内さんにお声がけをした直後くらいにある映画を観まして、その中で30分間のひとり芝居があったのですが、これがのけぞるくらい面白くなかった。でも、『奇麗な、悪』で本読みをやってみたら、素晴らしかった。生々しさ感のサジ加減が、とてもいい線をいっていた。要はわたしの人生振り返れば、ひどい以外の何者でもないと。僕は中村文則さんの言葉が好きなのですが、その言葉を言っている瞬間よりも、次の言葉を言うまでの行間のリアリティがあってよいなと思ったんです。

ーー映画を楽しみにしている方にメッセージをお願いいたします。

映画の宣伝も今までたくさんして来ましたので、この『奇麗な、悪』は、10人、100人楽しめる映画ではないから難しいなと思っています。それでもどん底の人生であれ、最高の人生であれ、前を向く、光を見る気分にこの映画を観れば無条件になれる、どういうシチュエーションであろうがあの口笛を聴くと前を向く気になれる映画が出来ないかなと思っていたので、そのつもりで作りました。みなさんがどう受け止めるか、楽しみにしています。

公開中

(C) 2024 チームオクヤマ

 テアトル新宿にて奥山和由監督の舞台挨拶開催予定です。

【日時】
3月9日(日)
12:30上映回 上映終了後

【登壇者】
奥山和由監督

【劇場】
テアトル新宿
劇場HP: https://ttcg.jp/theatre_shinjuku/

The post 【インタビュー】奥山和由監督、「この映画があることで魂が救われたと思ってくれる方がいればそれでいい」 first appeared on YESNEWS | 超肯定的ニュースサイト.

Continue Reading

Previous: スマホをかざして楽しむ都市型XRアートが品川の街に登場
Next: エレコムの「ORGULLO」トートバッグが万能すぎる!通勤も休日もこれ一つで快適に

Related Stories

sub6-5.jpg
  • その他

韓国ガーリーブランド「LETTER FROM MOON」日本公式サイトをリニューアルオープン

TORSOJACK 2025年9月19日
sub3-4.jpg
  • その他

「SNIDEL × Barbour」初の別注コレクションを9月18日より発売開始

TORSOJACK 2025年9月17日
IMG_1958-525x700.jpeg
  • その他

意外と穴場?!琵琶湖でのんびりBBQ体験レポ

TORSOJACK 2025年9月13日
Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo!ショッピング Yahoo!ショッピング Googleマップ Google マップ YouTube YouTube Twitter (X) Twitter (X) Yahoo天気 天気予報 ホットペッパービューティー ビューティー 一休.com ホテル・旅館予約 JALツアー JAL国内ツアー HIS HIS海外ツアー
Tweets by NextDaily_x

最近の投稿

  • PUFFY・大貫亜美、誕生日をインスタで報告!PUFFY30周年に向けて「見せたことないくらいシャキシャキ動きます」
  • 黒木メイサ、ミニスカートでスラリ美脚ショット公開!「美しすぎる」「スタイル良くてとっても綺麗」
  • “爆速成長”した20代経営者の共通点とは? 仮想通貨メディアを6億円で上場企業に売却「Senjin Holdings」× 3年で売上1700%成長「CTF GROUP」
  • ビール党も驚いた!?サントリー「ザ・ベゼルズ」商品説明・新CM発表会に浅野忠信・ヒコロヒー・松村沙友理が登壇
  • 半世紀愛される存在が紡ぐ新しい物語 中井貴一・瀧本美織が出演するミキプルーン新CM

アーカイブ

  • 2025年9月
  • 2025年8月
  • 2025年7月
  • 2025年6月
  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月

カテゴリー

  • エンタメ/イベント
  • グルメ
  • その他
  • ビジネス/テクノロジー
  • ライフスタイル

You may have missed

oonukiami_ig0919.jpg
  • エンタメ/イベント

PUFFY・大貫亜美、誕生日をインスタで報告!PUFFY30周年に向けて「見せたことないくらいシャキシャキ動きます」

yesnews 2025年9月19日
kurokimeisa_ig0919.jpg
  • エンタメ/イベント

黒木メイサ、ミニスカートでスラリ美脚ショット公開!「美しすぎる」「スタイル良くてとっても綺麗」

yesnews 2025年9月19日
1-3-1024x683.jpg
  • ビジネス/テクノロジー

“爆速成長”した20代経営者の共通点とは? 仮想通貨メディアを6億円で上場企業に売却「Senjin Holdings」× 3年で売上1700%成長「CTF GROUP」

リアルプレス 2025年9月19日
4C0A0448.JPG
  • エンタメ/イベント

ビール党も驚いた!?サントリー「ザ・ベゼルズ」商品説明・新CM発表会に浅野忠信・ヒコロヒー・松村沙友理が登壇

yesnews 2025年9月19日
  • お問い合わせ
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • RSS申請
  • このサイトについて
Copyright © All rights reserved. | MoreNews by AF themes.