毎年10月に制定されている「スポーツの日」は、単に体を動かすことを推奨する日ではなく、スポーツを通じて心と体の健康を育み、より豊かな暮らしを築いていくことを目的として制定されたもの。
桜十字グループは、熊本唯一のプロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」の運営を担い、スポーツを通じて人と街を元気にする“熱源”となるべく様々な取り組みを継続。
スポーツを通じ、桜十字グループは新たな価値の創造に向けた挑戦を続けています。
「医療×スポーツ」の取り組み
病院のみにとどまらず、医療・介護・予防医療のヘルスケア領域において、社会に必要な様々な事業やサービスを全国に展開する桜十字グループは、スポーツの応援がもたらすポジティブなエネルギーが人々を元気にし、地域全体のウェルビーイングを底上げする「熱源」になると信じ活動を行ってきました。
桜十字グループは、熊本県唯一のプロバスケットボールチーム・熊本ヴォルターズのサポートを2023年に開始。
経営課題を抱えるチームに、医療や介護などのヘルスケア分野の経営で培ったノウハウを活かすという異色の挑戦に踏み出しました。
以来、単なる協賛にとどまらず、ヴォルターズとコラボしたデイサービス「Let’sヴォルリハ!」や、管理栄養士監修の「アスリート弁当」など、多彩な取り組みを展開しています。
Bリーグとデイサービスを掛け合わせた「Let’sヴォルリハ!」
2024年にJR熊本駅ビルにオープンした「Let’sヴォルリハ!」は、デイサービス×Bリーグチームの異業種コラボで“アクティブエイジング”を目指す取り組み。
介護施設を「生きる楽しさとウェルビーイングを両立する場所」に変えた取り組みとなっており、まるでアリーナのような内観で行われる科学的根拠のある新感覚リハビリテーションや、利用者や家族全員でヴォルターズを現地で応援する観戦ツアーなど、他にはない取り組みが好評を得ています。
●Let’sヴォルリハ!
住所:〒860-0047 熊本県熊本市西区春日3丁目24-1 JR熊本春日北ビル2階
電話:096-274-8940
利用時間:9時~12時、13時30分~16時30分
営業日:月~金(祝含む) ※土曜日は誰でも参加できる「ヴォルパーク」を運営
定員:30名
対象:要介護認定を受けた方
「Let’sヴォルリハ!」HP:https://www.lets-reha.jp/shop/volreha-kumamoto-sta/
学生と共創した教育×栄養×アスリートの取り組み「アスリート弁当」
熊本大学スポーツ教育研究会の学生が中心となり、桜十字グループと熊本ヴォルターズが協力して「アスリート弁当」を開発。
メニューは、桜十字の管理栄養士が栄養バランスを監修し、ヴォルターズの現役選手が味や食べやすさのアドバイスを担当。
高タンパク・低糖質のヒレ肉の生姜焼きや、ミネラル補給ができるシラスや海苔など、和水町をはじめとした県産食材をふんだんに使用し、選手のパフォーマンス向上にも役立つ内容となっています。
学生の研究と専門家の知見、そして選手の実体験が融合した本取り組みは、スポーツを支える新しい食の形として、地域を元気にする力を秘めています。
「アスリート弁当」紹介ページ:https://medimesse-kumamoto.jp/news/2024/07/18/1407/
院内カフェをヴォルターズのコンセプトカフェとして展開する「ヴォルカフェ」
病院は健康を守るだけでなく、大切なことに気づかせてくれる場所でもあります。
桜十字グループは「病院×スポーツ×つながり」という新しい視点から、熊本ヴォルターズを応援する“ブースター”と共に、地域を元気にしていきたいという想いを形にした取り組みも実施。
その象徴が、院内カフェをヴォルターズのコンセプトカフェ「ヴォルカフェ」として展開する取り組みです。
このヴォルカフェでは、ファンだけでなく、地域の方・患者・スタッフがヴォルターズをキーワードに明るく楽しくつながることが可能。
応援の熱量を共有することで、組織の一体感が高まり、働く人々に「誇り」と「やりがい」を創造。
こうした取り組みは、医療業界が直面する人材不足の課題解決にもつながる、新しい「医療×スポーツ」の形だと説明しています。
詳細ページ:https://www.sakurajyuji.or.jp/news/?p=7198
「PINK VOLFES開催記念」特別な乳がん検診コースを12月25日まで提供
熊本県熊本市のメディメッセ桜十字では、すべての女性の健康とウェルビーイングを応援するイベント「PINK VOLFES」が10月19日に開催されることを記念し、特別な「乳がん検診コース」をスタート。
この乳がん検診は「乳腺エコーコース」「マンモコース」「Wコース」「熊本市がん検診併用 Wコース」の4つのコースを提供。
熊本ヴォルターズの限定ステッカーやジェラートが検診後に食べられるほか、検査は通常料金より3,300円お得になり、女性専用エリアで女性の医師・スタッフが対応してくれるものとなっています。
桜十字グループの歩みと未来への決意
たった1つの病院経営からスタートした桜十字グループ。
医療の現場で多くの人々と触れ合う中、人々の「幸せ」や「健やかさ」は病気の治療だけで完結するものではない、ということに気づかされたのだと説明。
高齢化が進む地域では、安心できる介護や福祉の場が必要とされており、働き盛りの世代には予防と健康増進のためのサポートが求められました。
そして、地域社会に活力を生み出す文化や交流の場もまた、人々のウェルビーイング(心身の充足)に不可欠な要素。
こうして、一つの病院の使命は人々の願いに応えるごとに増えていき、ホテルや福祉施設、そして一見「異質」にも映るスポーツ事業へと、桜十字グループの活動領域は広がっていったのだそう。
プロバスケットボールチームの運営も単なる事業の多角化ではなく、スポーツが持つ「感動」や「健康」「コミュニティ」を創る力を通じ、人々の日常に活力を与えたいという、強い願いの形なのだと語っています。
また、桜十字グループの根底にあるのは「病気を治す」だけでなく「人々が幸せになること、そのすべて」を自分たちの使命とする、という揺るぎない想い。
医療で命を守り、福祉で生活を支え、スポーツで心を躍らせ、ホテルで安らぎを提供する。
これらすべての事業活動が、点ではなく線となり、最終的には「生きるを満たす」という一点に帰結する。
この想いを「WELL-BEING FRONTIER(ウェルビーイング・フロンティア)」という新たなスローガンに込めた桜十字グループ。
「幸せの最前線」を切り拓き、社会全体に喜びの連鎖を生み出す開拓者でありたいという想いから、グループの理念である「HAPPY SPIRAL(ハッピー・スパイラル)」の実現を目指し、これからも医療を土台としながら、人々の未来を健やかで豊かなものにするための挑戦を続けていくと宣言しています。
桜十字グループ:https://www.sakurajyuji.jp