暑い日が続く今日この頃、みなさん日々のお掃除どうされていますか? 日本の夏は湿度も高く、掃除機でホコリを吸い込んだだけではなかなか爽やかさが感じられないのでは。そんな時に効果的なのが「水拭き」。思い返せば小学生の頃、学校の掃除の時間はホウキでホコリを集め取った後に雑巾がけしてましたよね。今の小学校で雑巾がけをしているかどうかはわかりませんが、記者が小学生だった半世紀ほど前はどの教室も床が木の板で磨けば磨くほどピカピカになったし、なによりホウキがけで取りきれなかった細かいホコリも拭き取れるので、掃除後は清々しかったことを思い出します。また同様に、朝の拭き掃除を欠かさないお寺のお堂の中に足を踏み入れると厳かな雰囲気を感じるのは、そこに仏像があるからだけではないはず。やはり毎日拭き上げられて空気が澄んでいることも大きな要因なのではないでしょうか。
こんなふうに水拭きの効果に熱弁を振るっている記者ですが、実際に普段から実践しているかというと、答えはノー。なぜなら五十肩やテニス肘(別にテニスをしていなくても発症する)など高齢化による疾患で雑巾を固く絞ることができないし、高血圧なのでかがんで床を拭く姿勢がキツイから。若い方は面倒だからやらないという人が多いかもしれませんが、歳をとって水拭きの必要性を感じているのに身体的な原因で実践できないのはツライものです。
こんな悩みを感じている人におすすめしたいのが、Mindoo Technologyが今年の5月に発売した次世代オールインワン掃除機『AquaX Plus(アクアエックス プラス)』。既発の『AquaX』の後継機として開発された『AquaX Plus』は、壁際や家具の隙間まで徹底洗浄できる「3面清掃」、ベッド下やソファ下の掃除がラクになる「180°フラット構造」、約75度の温風による「自動乾燥」などの機能を新たに搭載することで清掃性能が大幅にアップ。さらにメンテナンスも簡単で、今まで水拭きを避けてきた人たちでも気軽に扱えそう。
『AquaX Plus』の注目新機能
①壁際や家具の隙間まで徹底洗浄できる「3面清掃」

前面だけでなく左右方向にも清掃可能な3面ローラーを搭載。壁際や家具の隙間まで逃さず、効率的に汚れを取り除く。
②ベッド下やソファ下の掃除がラクになる「180°フラット構造」

本体は180°まで水平に倒せるので、低い場所にもスムーズにアプローチできる。最薄部は約12.5cmの薄型設計で、家具下の掃除がさらに快適に。
③約75℃の温風でブラシを自動乾燥。清潔管理がさらにラクに

従来のセルフクリーニング機能に加え、ブラシを自動で乾燥させる温風機能を搭載。雑菌やカビの繁殖を防ぎ、常に清潔な状態をキープできる。
実機検証 はたしてその実力は?
ここからは、実際に『AquaX Plus』を使用してみてのレポートをお送りしたいと思います。とはいっても、公式HPやほかのメディアでの記事に取り上げているようなコーヒーなどの「こぼした液体を水拭きしてみた!」ではありません。記者が自宅の中で一番水拭きしたかったところで検証してみたいと思います。
風水に興味がある人ならご存じかもしれませんが、玄関は金運に大きな影響を与えるところ。ここの床が汚れていたら、せっかく良い金運が訪れていても家の中まで入って来られないらしいのです。前述したような理由で水拭きができていない記者は、「玄関の床を水拭きできていないからお金が入ってこないんだ」と諦めていました。でも『AquaX Plus』って玄関の床にかけていいのだろうか? そこで取扱説明書をよく読んでみると[タイルやフローリングはOK]と明記されているのを発見。ということはウチの玄関は大丈夫! さっそく玄関の床を『AquaX Plus』で水拭きしてみましょう。

まずは充電! 水を扱う分、ほかの一般的なコードレス掃除機よりも充電の減りが早く感じられるので、掃除前にしっかり充電しておきましょう。

続いてヘッド上部の水タンクを取り外しましょう。ここが空っぽなら水拭きできません。

水はMAXの線を超えないように注入しましょう。

こちらは掃除前の玄関。パッと見ただけで汚れているのがわかります。これじゃお金も入ってきませんね。

下駄箱下の狭い空間も、『AquaX Plus』なら本体を180°まで倒せるからスイスイいけちゃいます。気になるかけ心地ですが、ヘッドに水タンクがあるのでたしかに重いけど、スイッチをONにするとローラーが回り出すためか、まるで自走するような軽い感覚で力を使わずに動かせました。

『AquaX Plus』はゴミを吸引しながら水拭きするので、あっという間にお掃除完了です。ご覧ください、『AquaX Plus』で水拭きした後の玄関を。タイルの発色が、水拭き前とは異なりますね。きっと建てた当初はこんな色をしていたんでしょう。これできっとお金が入ってくるはず。

吸い込まれたゴミの中には、たくさんの髪の毛が。これだけの量を放置していた(見えてなかった)わけですね。

玄関の床の汚れが詰まった洗浄水。掃除した面積が狭かったからか、思った以上に量は少ないですね。でも、汚れはたっぷり取れてます。いや、水拭きしてホントによかった。

掃除が終了したら、ブラシのメンテナンス。ドックに掃除機をセットし、セルフクリーニングモードをONにするとローラーが回り始めてクリーニングスタート(回ってる様子、わかりますか?)。洗浄から乾燥まで、だいたい20分ほどで終了です。その間、人間はなにもやることはありません。ホントに楽ちんです。
水拭き掃除機と聞くと、部屋の床の掃除を思い浮かべる人がほとんどかもしれません。でも雑巾掛けの際は、床だけでなく壁や今回の玄関だとか、さまざまな場所で行っているはず。タンクの設置位置を考えると、『AquaX Plus』はさすがに天井にはかけられないかもしれないけれど、壁には問題なく使えるのでは(壁の材質にもよりますが)?
とにもかくにも、今回は玄関の床を水拭きできたことで新たな可能性が引き出された感のある『AquaX Plus』。普通に床掃除だけに使うのももちろんよいけれど、せっかく強力な洗浄力を床だけに使うのはもったいない(実は今回、40年以上前のベトベトになったギターケースの洗浄にも成功しました)。もし、今まで水拭きを諦めていた場所があるのなら、ぜひ試してみてはいかがでしょう。