
ガーミンジャパンが主催するランニングイベント『GARMIN RUN JAPAN 2026』が、1月31日と2月1日の2日間にわたって調布市・味の素スタジアムで開催された。
取材日の2月1日には「Forerunner 10K」が実施され、Garminのランニングウォッチ「Forerunner 570」を装着して走行ログを取得。
実際のデータから、イベント当日の走りとデバイスの使い勝手を確認した。
なお、当日はゲストとして陸上長距離の高久龍選手、そして「GARMIN RUN JAPAN 応援団(チームがんばれゆうすけ)」のがんばれゆうすけさんも10kmランに参加。
がんばれゆうすけさんはフィニッシュ後もゴール付近に残り、参加者が戻ってくるたびに声をかけて写真撮影に応じるなど、会場の熱量を底上げしていた。

会場では、スタジアムを拠点に、走る人も走らない人も立ち寄れる「ランニングEXPO」の空気感が濃い印象を受けた。試し履きや試着、補給食の提案、ランニングギアの体験など、走る前後の導線に自然に組み込まれているのが特徴だ。
2月1日の10kmはウェーブスタートで、走力に合わせて参加しやすい設計。制限時間も90分とされ、初めて10kmに挑戦する層でも現実的な設定になっていた。
今回の走行ログは以下の通り。
● 距離:10.02km
● 合計タイム:1時間07分23秒
● 平均ペース:6分43秒/km
● 平均心拍:142bpm(最大 182bpm)
● トレーニング効果:有酸素 3.6/無酸素 0.2
● 高度:最小 45m/最大 53m



まず、ラップの見え方がレビューの核になる。1kmごとの推移を見ると、序盤は7分前後で入り、中盤は大きく崩さず、8km以降に6分台→5分台まで上げている。つまり「後半に余力が残った走り」で、感覚だけだと「いい感じに走れた」で終わるところを、データがきっちり言語化してくれている。


次に心拍。平均142bpmに対して最大182bpmまで上がっており、後半のペースアップ局面で負荷が上がったことが読み取れる。
トレーニング効果が「有酸素3.6/無酸素0.2」に寄っている点も、レースというより「持久系の刺激を入れた10km」として記録されている印象だ。
こうした走りの内容を、ウォッチ側がラップや心拍、トレーニング効果などまでワンパッケージで整理してくれるのは、Garminの強みと言えるだろう。
Forerunner 570はマルチバンドGPSに対応し、ランニングに必要なログ取得と分析を軸に据えたモデルとして位置付けられている。
イベントのように「走って終わり」になりやすい場面でも、記録が残ることで次の練習に繋げやすい。その実感が、今回のログからは素直に得られた。

『GARMIN RUN JAPAN 2026』は走る体験だけでなく、当日はブース出展も充実していた。
補給・リカバリー系ではアミノバイタルやアルコ、ギアではShokzやTABIOなど、ランナーの前後を支えるブランドが揃い、試せてかつ相談できる場を実現していた。


走って、見て、触って、次のランの準備までできる。ランニングイベントを「体験型の展示会」として楽しめるのも、同イベントの魅力の1つだ。
