
埼玉県所沢市の「西武園ゆうえんち」にて、西武園ゆうえんち初となる水族館の特別展「ノスタルジック水族館」が、横浜・八景島シーパラダイスプロデュースにより、2025年12月5日(金)から2026年4月5日(日)まで開催される。
西武園ゆうえんちは今年開業75周年、また、2025年は昭和100年となることから、この特別な期間を「昭和100年大祭典」と銘打ち、どの世代も、それぞれが思い描く昭和を体験できる数多くのイベントを展開してきた。
「昭和100年大祭典」のフィナーレを飾る「ノスタルジック水族館」は、横浜・八景島シーパラダイスの30年以上に渡る水族館運営で培った生物展示・水槽演出の技術を駆使し、西武園ゆうえんちならではの展示方法で、ゲストを「心あたたまる幸福感に包まれる世界」へと誘う。
西武園ゆうえんちのゲートをくぐり、一歩足を踏み入れると活気・元気・熱気がほとばしる1960年代の懐かしいあの頃の世界が広がる。950~60年代の水族館は、「魚を見せる場所」から「体験・学び・驚きを提供する場所」へと、新しい価値観が誕生した転換期でもあった。
「ノスタルジック水族館」では、ZONEを3つに分け、昭和の世界に溶け込んだ生きものの摩訶不思議な世界から、最新の技術を取り入れたアクアポニックスを展示。

ZONE1「アクアノスタルジー商店街」は、百貨店のショーウィンドウや喫茶店のショーケース、駄菓子屋のカプセルトイでは、商店街に溶け込みイキイキとした姿を見せる生きものたちが、ゲストを出迎える。


ZONE2「海原の車窓から」は、商店街を抜けると、そこにはゲストの乗車を待つバスの姿。車窓から広がる空を生きものが悠々と泳ぐ。どこか懐かしく不思議な原風景を感じる事ができるタイムトリップバスとなっている。

ZONE3の「時を超えるアクアリウム」は、最新の技術を取り入れた持続可能な未来への水槽「アクアポニックス」を紹介。魚の飼育と植物の水耕栽培を一緒に行う事ができる、循環型農業システム。魚が排出した糞や尿を含む水は、植物にとっては栄養素が多く、水交換の頻度が下がる環境にも優しい水槽だ。また、人間の皮膚表面の古い角質を食べる事で知られているガラルファの体験展示も行う。

【ノスタルジック水族館】
■開催期間:2025年12月5日(金)~2026年4月5日(日)
■展示場所:西武園ゆうえんち 富士見ルーム
■営業時間:10:00~17:00
※詳細はWebサイト「営業時間」をご確認ください。
https://www.seibuen-amusement-park.jp/information/
