世界各国から厳選されたショートフィルム作品を中心に全36作品を無料上映する「第7回 品川国際映画祭」のオープニングセレモニーが11月10日に東京・品川の品川インターシティで行われ、俳優の本郷奏多がゲストとして登場。同施設のクリスマスイルミネーションの点灯式を兼ねたイベントとして俳優の井桁弘恵も来場し、冬の訪れを告げる光の祭典のスタートを華やかに盛り上げた。
品川の中心地に今年も幻想的なアウトドアシアターが出現
品川インターシティと品川グランドコモンズを会場に、11月10日から15日までの6日間にわたって開催される今年の「品川国際映画祭」。
2018年の初開催から7回目を迎える今年は、厳選されたショートフィルムを中心に上映する「“PRAY” Theater」に加えて、作品の上映に併せて制作関係者のトークセッションを開催する「“CREATOR’S” Theater」を設置。本セレモニーが行われた品川インターシティ セントラルガーデンには、移動式野外映画館プロジェクト「CINEMA CARAVAN」の演出によるアウトドアシアターが設けられた。

初日の上映に先立って行われたオープニングセレモニーでは、本映画祭の主催者である日鉄興和不動産の三輪正浩社長が始めに挨拶。最初に「PRAY FOR FUTURE」という今年のテーマについて「いろいろと世界情勢の先行きが見通せない中、平和で幸せな未来を築こうという思いを込めました」とその主旨を語った同氏は、その上で共催各社など関係各所に感謝を示しながら「この映画祭を通じて品川エリアをますます盛り上げていきたいです」と述べた。
本郷奏多、井桁弘恵がイルミネーションを点灯
次に一人目のゲストとして、2018年から日鉄興和不動産のイメージキャラクターを務めている女優の井桁弘恵が登場。

黒のシックなワンピース姿で現れた井桁は、始めに「品川の夜に溶け込めるような衣装を用意していただきました」とコメントしながら、その大人キュートな装いをひらり。本イベントには毎年参加していることもあり「この時期が来ると、『もうすぐ冬だな』って思う風物詩みたいなイベントになっていて、本当に帰ってきたって感じです」と、一年ぶりの“帰省”に嬉しそうな表情を見せた。

その後、井桁主演で今年制作され、本映画祭でも上映される日鉄興和不動産のブランデッドムービー『I THINK』についてのトークを経て、品川インターシティのクリスマスイルミネーション点灯式に移行。

ここで二人目のゲスト、俳優の本郷奏多も登場し、スクリーンに映し出されたクラシック映画風のカウントダウンで点灯の時を迎えると、背後に広がる森がライトアップされ、本格的なお祭りムードに。

本郷奏多が語るショートフィルムの魅力とは?
会場が一層華やかになったところで、セレモニーの後半は本郷のトークショーを実施。
今年のショートショートフィルムフェスティバルに出品された短編映画『インフルエンサーゴースト』に出演している本郷は、ショートフィルムの魅力について「長編映画と比べて短い時間の中に見どころがギュッと詰め込まれているので、ダレる時間がなくて面白い。それと短時間なので、この映画祭のようにふらっと立ち寄って観られるところも魅力ですね」とコメント。さらに「ショートフィルムから商業映画デビューする監督も多いので、若いクリエイターの熱量を感じられるのも魅力的なところですね」と演者目線の言葉も。

続いて「PRAY FOR FUTURE」に紐づく各日のテーマのうち、自分自身を鼓舞するような作品を集めた「Pray for myself」にちなみ、司会者から「自分を励ます際にやっていることは?」という質問が飛ぶと、「あんまり意識したことはないけれど、今日が勝負の日だっていう時は、自分が成功する画を想像するといいかもしれませんね」と回答。
そのほか、趣味の楽しみ方やクリスマスの過ごし方などについて語った本郷は、「だんだん寒くなってきていますが、まだギリギリ外で映画を楽しめる時期なので、ここに来て良い映画を見て、美味しいものを食べて帰ってもらえたらいいですね」と述べてセレモニーを締めくくった。

映画祭限定ドリンクも味わえるハイボール&カクテルBARと温かい“シネマグルメ”を提供するグルメテントも登場し、食の楽しみもいっぱいの映画祭。森のイルミネーションとともに楽しむ映画は、普段の映画鑑賞とは一味違う、非日常的な体験になることだろう。
「第7回 品川国際映画祭」は、11月10日から15日まで東京・品川の品川インターシティと品川グランドコモンズで開催。
「第7回 品川国際映画祭」公式ホームページ:https://www.shinagawa-cinema.com/
