シニア層向けハワイ観光促進・活性化プロジェクト「65歳からのハワイ」が4月28日・シニアの日より始動。この日、都内にて実施されたプレス向け発表会では、ハワイ州観光局 日本支局 局長の稲田正彦さん、局次長の高橋あやかさんによりプロジェクトの目的や詳細が語られるとともに、プロジェクトの応援団長を務める俳優の寺島進を迎えてハワイや旅行をテーマとしたトークセッションも行われた。
キャッチコピーは「楽しもう、歳だから。」
「65歳からのハワイ」は、ハワイ州観光局 日本支局がメインで展開し、観光庁と一般社団法人 日本旅行業協会の趣旨賛同のもと、旅行・航空会社、現地ホテル・施設など、多様な領域の企業・団体が参画および特典提供する観光業界の横断プロジェクト。65歳以上のアクティブシニア層に対し、「楽しもう、歳だから。」というキャッチコピーのもと、年齢にとらわれず自分らしくハワイを楽しむ旅のスタイルを提案するというものだ。シニアのみならず、他世代への波及にもつなげ、日本社会や経済にも新たな活力をもたらすことを目指す。

ハワイ州観光局 日本支局によれば、日本人のハワイ渡航者数は2025年で73万1,922人と前年比を約3.3%上回り、2026年も年明けから好調に推移し、年間で75万人程度を見込んでいるという。
こうした中で同局が目指すのは、シニア層へのアプローチだ。総務省統計局「人口推計」(2025年)よると、65歳以上の人口は3619万人で、日本において約3人に1人がシニア世代に該当するとされる。中でも、日常生活に支障のない「アクティブシニア」は、約8割(※内閣府「高齢社会白書」等を基にした自立高齢者割合の参考値)を占めるとされており、彼らは自分らしい時間の使い方や体験への投資を重視する傾向が強いと言われる。加えて、2026年に65歳を迎える世代は、1980年代の海外旅行黄金期を若年期に経験し、当時の代表的な国外リゾート地であるハワイに対して、特別な親しみを持つ世代と考えられる。
ハワイ州観光局 日本支局局長らが語る、プロジェクトへの想い
稲田さんは、実際に日本人ハワイ渡航者の平均年齢は2016年1月に42.9歳だったのに対し、2026年1月には47.1歳と5歳弱ほど上がっていることから、シニア層の割合が増えているのではないかと分析する。こうした状況を踏まえて本プロジェクトを立ち上げたとし、「このプロジェクトを通じてシニアの皆様に自分らしい価値の高い旅を楽しみ、人生を豊かにしていただきたいです。また、シニア層をフックとし、様々な層の方をハワイへご案内していきたいと考えています」と語った。

海外旅行への意欲が高いシニア層に向けて「人生をより豊かに楽しむための挑戦や体験を提供していきたいと考えております」と話すのは高橋さん。プロジェクトに参画した企業・団体とともに今後、シニア世代の多様なニーズに応え、旅の価値が向上する旅行商品やサービスの開発および拡充を進めていくとし「年齢にとらわれることなく、『歳だからこそ楽しむ』という価値観を提案することで、日本の社会や経済にも新たな活力をもたらすことを目的としています」と改めてプロジェクトの意義を説いた。

寺島進はこれまで2回ハワイに渡航
その後のトークセッションでは、応援団長の寺島が登壇。派手なアロハシャツの上から白いジャケットを羽織り、首にはレイをかけた姿で「どうも! アロハ!」と陽気にハワイ式で挨拶するも、「ハワイで『アロハ』って言うのは良いけど、ここでアロハって言うのはなかなか照れくさいね」とはにかんだ。続けて「何、応援団長なわけ? これから俺のこと、団長って呼べよな!」と肩書を意気に感じて呼びかけ、「団長ってかっこいいよな。『西部警察』の渡哲也さんみたいでな」と気に入っていた。

寺島のハワイ渡航回数は計2回。1回目が20年ほど前で、今回、プロジェクトのムービーおよびグラフィック撮影のために訪れたという。久しぶりのハワイについて「変わってないね」といい、「太陽が似合う島だなという感じ」「人もみんな温かいね」と印象を語った。

また、ハワイで挑戦してみたいこととしてスキューバダイビングとスカイダイビングを挙げ、「あの大きい空と綺麗な海を体感したい」と願望を口にする寺島。JTBの担当者が旅行のモデルプランを紹介するセクションでは、パラセーリングや海上ラウンジを楽しみながら伴侶に感謝の気持ちや愛情を伝える「『アロハ・オーシャン・エターナル・ラブ』~ハワイの海の上で愛を誓う~」というプランに「俺も真似したい。やりたいねぇ」と興味を示した。しかし、同プランの価格は一組あたり約65万円。それを知らされると「6万5000円にしてくれりゃいいのに!」と値下げを求めた。

そこから「年金がもっと上がってくれりゃいいんだよな。安くね? こんだけ働いてさ。そう思うだろ?」と突然年金への不満をぶちまけ、司会者が反応に困っていると「マスコミがいると言いづらいんだろ?俺は平気で言っちゃうけどな」と豪語した。司会者から年金が上がったとしたら利用してみたいかと聞かれたところ、「いいんじゃないの。一生に一回のことだからね」と答え、「銀座に一週間行ってりゃそれくらいのお金、使っちゃうんだから。昔は月にウン百万使ってお袋に怒られたもんだよ。『進も稼ぐようになったのはいいんだけどさ』とか言っちゃってさ」と振り返る。そして、「それを考えりゃ65万円なんて安いもんだよな。考えようなんだよ」と私見を述べた。

なお、「65歳からのハワイ」プロジェクトにおける各社の旅行プランは以下サイトにて確認できる。気になる方はチェックしてみてはいかがだろうか。
「65 歳からのハワイ」公式サイト:https://hawaii65.jp
