子どもの頃、駄菓子屋の棚にずらりと並んでいたビックリマンチョコ。チョコを食べるよりも、シールを集めるのが楽しみだった、という方も多いのではないでしょうか。そんなビックリマンが今年でなんと40周年。これを記念して、全国のファンが思わず手に取りたくなるような新商品が登場しました。
その名も「ご当地ビックリマンチョコ<東日本編>」と「ご当地ビックリマンチョコ<西日本編>」。47都道府県それぞれの特徴や名物をモチーフにした新しいシールが入っており、地域ごとの魅力とビックリマンならではのキャラクター世界が融合した、コレクター心をくすぐる仕上がりになっています。
今回は東西エリアごとに販売され、それぞれ限定のシールが展開されるとのこと。旅行や出張のお土産として買うのも良し、住んでいる地域のデザインをチェックするのも良し。エリアをまたいで全種類コンプリートを目指すファンも現れそうです。
長年愛されてきた「悪魔VS天使」シリーズのラストを飾るにふさわしい、記念すべきアイテム。ビックリマンに思い出がある方はもちろん、これまで知らなかった人でもワクワクしながら手に取れる一品です。
47都道府県の魅力が詰まった「ご当地シール」

今回の「ご当地ビックリマンチョコ」は、これまでのシリーズにはなかった全く新しい試みとして、全国47都道府県それぞれにちなんだご当地キャラが登場します。各地の観光地や名物、文化、偉人などをモチーフに、ビックリマンの世界観でユニークにアレンジされたキャラクターシールが1枚ずつ入っており、地域ならではの個性がぎゅっと詰め込まれています。
東日本編は北海道から静岡県までの27道県、西日本編は愛知県から沖縄県までの20府県を対象としており、それぞれのエリアで異なるデザインのシールが展開されます。たとえば、北海道では「札幌ラーメン」をイメージしたキャラが登場したり、広島県では「厳島神社」を連想させるデザインが使われていたりと、地元に住んでいる人はもちろん、旅行好きや歴史・グルメに興味がある人にも楽しめる内容になっています。
子どもの頃にシールを集めていた世代にとっては、どこか懐かしくも新しい感覚で、思わずコレクションしたくなる仕掛けが満載。今住んでいる地域のキャラクターを探すも良し、旅行先でその土地限定のシールをゲットするも良し、まさに「ご当地×ビックリマン」という夢のコラボレーションです。
東日本と西日本、それぞれで発売開始
ご当地ビックリマンチョコ<東日本編>

ご当地ビックリマンチョコ<西日本編>

「ご当地ビックリマンチョコ」は、2025年9月2日(火)から順次、東日本エリアと西日本エリアで先行発売されます。エリアごとに収録されるシールの種類が異なっており、例えば関東で販売される「東日本編」には北海道や東北、関東、甲信越、静岡までの地域が含まれ、「西日本編」には愛知県以西の中部、関西、中国、四国、九州、沖縄までが対象となっています。
そのため、自分の住んでいる地域では「片方の編しか買えない」という楽しさと、少しもどかしさのある仕掛けで、エリアをまたいで両方を手に入れたい!というコレクター心をくすぐる仕組みになっています。
販売場所は全国のコンビニエンスストアやスーパー、量販店など。店舗によっては一部取り扱いのない場合もあるとのことですが、発売日には話題になりそうな商品だけに、見かけたら即ゲットがおすすめです。
さらに、地域ごとに限定されたシールがあることで、旅行中のお土産や、友達・家族との交換といったコミュニケーションも生まれそうです。かつてシールのダブりに一喜一憂したあの頃の気持ちを思い出しながら、大人も子どもも一緒になって楽しめる企画といえそうです。
40周年の「悪魔VS天使」シリーズ最終章としての意義

ビックリマンといえば、やはり思い出すのは「悪魔VS天使」シリーズ。1985年に登場して以来、独特のキャラクター設定や世界観で多くの子どもたちを夢中にさせ、社会現象といえるブームを巻き起こしました。スーパーゼウスやヘッドロココといった名前に、懐かしさを覚える方も多いのではないでしょうか。
今回の「ご当地ビックリマンチョコ」は、その悪魔VS天使シリーズの40周年記念商品として展開される“ファイナル企画”。長きにわたり愛されてきたシリーズの最後を飾るにふさわしい、全国規模のご当地シール企画となっています。

歴代のビックリマンファンにとっては、これまでの思い出に一区切りをつけるような節目の商品でもあり、特別な意味を持つアイテムといえるでしょう。過去に熱中していた人も、久しぶりにチョコ売り場をのぞいてみると、懐かしさと新しさの両方を感じられるかもしれません。
そして、今の子どもたちにとっては、新鮮なご当地キャラとの出会いを通じて、ビックリマンの楽しさを初めて知るきっかけにもなりそうです。世代を越えて広がるこの40周年記念商品は、まさに“集める楽しさ”と“地域の魅力”を同時に味わえる特別なシリーズといえるでしょう。
大人も子どもも楽しめる、ご当地ビックリマンチョコ
ご当地の魅力をビックリマン流にアレンジし、47都道府県すべてにスポットを当てた「ご当地ビックリマンチョコ」は、40周年という節目にふさわしい記念商品です。地域限定のシールという仕掛けは、ただ集めるだけでなく、地元愛や旅の楽しみをも生み出してくれます。
懐かしさを感じながら手に取る大人世代と、初めて出会う子どもたち。世代を超えて楽しめるこの企画は、かつての「おまけ」文化の魅力を再発見させてくれると同時に、新しい遊び方の広がりも感じさせてくれます。
数量限定の発売ということもあり、いつ手に入らなくなるかわからないというドキドキ感も含めて、まさに“集めたくなる”仕掛けが満載。東日本編・西日本編を横断して全種類コンプリートを目指すのも、また一つの楽しみ方になりそうです。
ビックリマン世代はもちろん、これまでビックリマンに触れたことがなかった人にとっても、ご当地ビックリマンは新しい発見とワクワクを届けてくれる存在になりそうです。お菓子売り場で見かけたら、ぜひそのパッケージの中にある“ご当地の物語”をのぞいてみてはいかがでしょうか。
©ロッテ/ビックリマンプロジェクト