「父の日のプレゼント、もう決まった?」
そう聞かれて、言葉に詰まった経験はありませんか?
母の日に比べると、父の日は毎年なんとなく見過ごされがち――。しかし、そんなお父さんたちに全力でスポットライトを当てる新しい動きが、いま注目を集めています。
オーストラリアの牛肉・羊肉生産者団体「MLA」は、2026年5月25日(月)から6月21日(日)まで「父の日は牛肉を食べよう。モ~モ~キャンペーン!!!」を実施中。父の日を「牛肉で食卓を囲む特別な日」として盛り上げようというアプローチです。
キャンペーンに先駆けて開催されたメディア向け試食会では、料理研究家・今井真実さんが「自宅でも取り入れやすいレシピ3品」を披露。
大好きだけど、面と向かって伝えるのはちょっと恥ずかしい――。そんな感謝の気持ちを父の日の食卓に込めてみませんか?
「父の日は牛肉」を新習慣に

「父の日は牛肉を食べよう。モ~モ~キャンペーン!!!」を打ち出したのは、オーストラリア産「オージー・ビーフ」の生産を手がける「ミート・アンド・ライブストック・オーストラリア(以下、MLA)」です。
ではなぜ、父の日に“牛肉を囲む食卓”なのか? そこには、MLAの明確な戦略がありました。
「クリスマスにはチキン、といった食文化があるように、父の日を“特別な日”として牛肉を食べる習慣を定着させていきたい」 そう話すのは、MLA駐日代表のブラウン氏。「生活の中で最も重要な存在であるお父さんを、“食”で支えたい」という願いがこめられたメッセージでした。

牛肉は、筋肉を作るたんぱく質や、脂肪燃焼をうながすL-カルニチン、疲労回復に欠かせない鉄分など、栄養価も豊富。 大切なお父さんへの感謝を表すのに最適な贈り物ともいえるでしょう。
料理研究家・今井真実さんが伝授する「父の日」時短&絶品テクニック

「スーパーでもよく見かける部位を中心に、レシピを考えました。ビールに合わせるなど、お父さんたちが喜ぶ献立をぜひ作っていただきたいです」 ここで、試食とともに、料理研究家の今井真実さんがオージー・ビーフの魅力を最大限に引き出す3つのレシピを披露してくれました。
ハラミ肉の発酵チミチュリソース

ハラミの旨味を、大葉の爽やかさが引き立てる一品です。
アルゼンチン発祥のチミチュリソースを、大葉、塩麹、柚子胡椒を使って「和風」にアレンジ。切るのは玉ねぎと大葉だけで、混ぜるだけで完成する時短ソースです。
「オリーブオイルでこんがり焼いたお肉にソースをたっぷりかければ、見栄えのいい一皿になりますよ」(今井さん)

食欲をそそる焼き色のお肉に、今が旬のヤングコーンとズッキーニ、ししとうの焼き野菜のつけあわせ。チミチュリソースがそえられ、彩り鮮やかです。

グレインフェッド(穀物飼育)のハラミは、とてもやわらか。香ばしさとうまみが広がり、大葉の清涼感でさっぱりとした後味を演出してくれます。
キリッと冷えたビールに合わせたい、夏に向けた旬の味わいを楽しめる一品でした。
サーロインステーキカプレーゼ添え

モッツァレラとトマトに加え、ルッコラをたっぷり合わせた、サラダ感覚をプラスしたサーロインステーキです。
ここで今井さんが、ステーキを焼く時にはある法則がある、とポイントを教えてくれました。
「ステーキは厚みの数字に合わせて、2cmなら2分、2.5cmなら2分半ずつ両面を焼くと、レア寄りのミディアムレアに仕上がります。焼き上がりはバットに乗せ、同じ時間だけ休ませると、肉汁を逃がさず美味しくなります」(今井さん) 目からウロコの覚えやすさで、家庭でも失敗知らずで焼けそうです。

家族一緒に食べられるよう、そぎ切りにされたお肉は、口当たりやわらか。グラスフェッド(牧草飼育)のしっかりした味と、ほどよい脂とのバランスも絶妙です。味付けは、塩・コショウとシンプルですが、ここにお好みでソースやドレッシングでアレンジを加えると、父の日の食卓にも取り入れやすそうだと感じました。
ローストビーフガーリック胡麻だれ

オーブン任せの簡単レシピ。味付けは、お肉の重量に対して「1%」の塩を振るというシンプルな黄金比がポイントです。
「300gだと塩3g、だいたい小さじ1/2強くらい。先頭のグラム数のお塩を使う、と覚えておくといいですよ。焼き方は100度のオーブンで両面を30分ずつ」(今井さん)

やわらかであっさりしたグラスフェッドのお肉には、濃厚な胡麻だれがぴったり。フライドにんにくもアクセントとなり、洋風のしゃぶしゃぶを食べているような感覚です。
今井さんが「試行錯誤を重ねた」胡麻だれは、他の料理にも活用できるという自信作。ねりごまと味噌の香ばしくまろやかな味わいが、お肉の味を引き立てます。
今井さん監修のレシピ一覧は、下記サイトからもチェックできます。
https://www.aussiebeef.jp/recipe_cat/imaimami/
SNSや店舗と連動「父の日は牛肉を」の輪を広げる

「父の日は牛肉を食べよう。モ~モ~キャンペーン!!!」は、今年で2年目。
キャンペーン期間中(2026年5月25日〜6月21日)は、以下の3つのチャネルで展開中です。
SNSキャンペーン:InstagramやX(旧Twitter)にて、「パパ大好き」「パパ頑張って」といったエピソードを募集。
スーパーでの店頭キャンペーン:対象のオージー・ビーフを一定額以上購入すると、豪華なお肉や調理道具、食材ボックスが当たる抽選に参加可能。
飲食店とのコラボレーション:ファミレスや焼肉店など、指定の飲食店で対象メニューを注文するとクーポンや商品券が当たるキャンペーンを実施。
オンラインとオフラインの両軸から、全国の食卓へ「父の日は牛肉」というメッセージが届けられます。
父の日を、「牛肉を囲むハレの日」に

ブランドマネージャーのウェンジン・ダイ氏は、「このコンセプトには、消費者から好意的な反応が寄せられています。来年、再来年と、継続的なコミュニケーションを通して、この食文化を作り上げていきたいなという風に思っています」と、父の日を盛り上げるための意気込みを語りました。

父の日は、お父さんに感謝を伝える絶好の機会です。今年は最高の牛肉レシピで、家族みんなで食卓を囲んでみませんか。
美味しい牛肉があれば、いつもは照れくさい「ありがとう」の言葉も、きっと自然に出てくるかもしれません。
<取材・撮影・文/櫻井れき>
