ここ数年せいろ蒸しブームが続いており、2025年には「ワンプレートせいろ」がクックパッド「食トレンド大賞2025」の大賞に輝くなど、せいろの使い方が多様化。
食材の旨味を逃がさず、栄養価を保ちながらふっくらとした仕上がりを楽しめるせいろ蒸しは、ゆでるよりも食材のうまみ・栄養が逃げにくく、油を使わないことから炒めるよりもヘルシー。
特に寒さが厳しく、身体と脳に疲労が溜まりやすい今の時期には、せいろ蒸しがおすすめです。
切って詰めるだけ!お手軽調理で栄養価も高いせいろ蒸し
せいろ蒸しは食材を切って詰めて蒸すだけで、同時に複数の食材を蒸すことが可能。

時短調理にも繋がるので、忙しい人や料理が苦手な人にもおすすめの調理法。
また、おいしさや栄養・見栄え、丁寧な暮らし感も両立させることができ、暮らしの充実感を求める動きを反映した方法としても評価されています。
お湯でゆでると、食材のうまみやビタミン・ミネラルなどの栄養素が流れ出てしまいますが、せいろ蒸しならばそれらが逃げず、野菜は甘く、肉はジューシーに仕上がるのが特徴。
栄養をしっかりと保持しつつ、油を使わない調理法のため、ダイエット時の食事などにもおすすめです。
また、この冬から春にかけての時期は寒暖差が激しく「なんとなく疲れが取れない」「体がだるい」といった不調に陥ってしまいがち。

そんな悩みを抱える方に、せいろ蒸しの食材としておすすめなのが「熟成阿波尾鶏」です。
貞光食糧工業株式会社のブランド地鶏「熟成阿波尾鶏」は、イミダゾールペプチドが豊富に含まれており、一般的な鶏の品種・ブロイラーに比べて1.51倍も多く含まれていることがわかっています。
イミダゾールペプチドは疲労回復効果のある成分で、アンセリンとカルノシンの2種類がありますが、その両方がブロイラーに比べて多く含まれており、合わせた量はもも肉で1.3倍、むね肉においては2倍にも及ぶそう。
稲毛病院整形外科・リハビリテーション科/健康支援科部長を務める佐藤務先生によると、
「身体と脳の両方の疲労回復のカギは、抗酸化物質が含まれた食品を積極的に摂ることで、その代表的なものは、イミダゾールペプチドです。」
と説明。
渡り鳥や回遊魚は何万kmも休まず移動するため、渡り鳥は酷使する羽の付け根や、マグロやカツオなどは尾びれの部分に、イミダゾールペプチドが多く存在するのだとか。
これは人間の脳や筋肉にも含まれる成分ですが、加齢とともに減少していくため、脳の疲労が蓄積しやすい現代人は食品から摂取する必要があります。
イミダゾールペプチドは、脳と筋肉の両方の疲労回復力を高めることがわかっており、2~4週間、200~400mgを毎日継続して摂取することで、効果が期待できることがわかっているのだとか。
「心身ともに疲労回復をサポートする熟成阿波尾鶏は、量を多く摂らなくても豊富なイミダゾールペプチドを摂取できるので効率的です。」
と語っています。
熟成阿波尾鶏を使ったせいろ蒸しおすすめレシピ
以下に、せいろを使って栄養素を最大限に保持し、栄養たっぷりに食べることができるおすすめせいろ蒸しレシピをご紹介します。
●熟成阿波尾鶏むねの蒸し鶏 香味ソース

【材料】 (2人分)
・熟成阿波尾鶏むね…1枚(250g)
・塩…小さじ1/2
・水…大さじ3
・春キャベツ…1/6玉
・菜の花…2束
【バジルソース】
・乾燥バジル…小さじ2
・オリーブオイル…大さじ2
・塩…ひとつまみ
・胡椒…適量
・醤油…小さじ1/2
【作り方】
1. むね肉の皮面・肉面にフォークを刺して穴を開け、味を染み込みやすくしたら、塩を水に溶かし、肉を約30分漬け込む。
2. 野菜をお好みの大きさにカットする。
3. 濡らしたせいろにクッキングシートを敷き、(1)の肉を乗せる。野菜は肉の隣の空いたスペースに乗せる。
4. 鍋に熱湯を沸騰させ、せいろを乗せ蓋をする。約15分~20分間蒸す。
5. 蒸し上がった肉を切り、盛り付けて完成。
●熟成阿波尾鶏むねの油淋鶏風

【材料】 (2人分)
・熟成阿波尾鶏むね…1枚(250g)
・塩…小さじ1/2
・水…大さじ3
・青梗菜…1株
【ソース】
・長ネギ(みじん切り)…1/2本
・にんにく(みじん切り)…1かけ
・すりおろし生姜…1かけ
・しょうゆ、酢…各大さじ1・1/2
・砂糖…大さじ1
・ごま油…小さじ2
【作り方】
1. むね肉の皮面・肉面にフォークを刺して穴を開け、味を染み込みやすくする。
2. 塩を水に溶かし、肉を漬け込む。(30分)
3. 濡らしたせいろにクッキングシートを敷き、青梗菜を敷き(1)の肉を乗せる。
4. 約15分蒸す。
5. 蒸し上がった肉を切り、ソースを上からかけて完成。
●熟成阿波尾鶏もものチーズダッカルビ風

【材料】 (2人分)
・熟成阿波尾鶏もも…1枚(300g)
・キャベツ…200g
・玉葱…100g
・人参…100g
・溶けるミックスチーズ…適量
【タレ】
・コチュジャン…大さじ2
・醤油…大さじ2
・みりん…大さじ2
・砂糖…大さじ1
・ごま油…大さじ1
【作り方】
1. 熟成阿波尾鶏もも肉を一口大にカットする。袋にタレを入れ混ぜ合わせ、肉を入れ揉み込み、15分ほど置く。
2. 濡らしたせいろにクッキングシートを敷き、キャベツ・玉葱・人参を敷き詰め、野菜の上に(1)の肉をタレごと乗せる。
3. 約15分蒸し、肉に火が通ったら、チーズを乗せて再度蒸す。チーズが溶けたら完成。
寒暖差が激しい今の時期こそ、熟成阿波尾鶏を使ったせいろ蒸しでたっぷり栄養を補給し、疲労回復を図ってみてはいかがでしょうか。
