株式会社アルベール・インターナショナルは、2025年4月30日発売のキッチン水栓ナノバブル発生装置「料理革命ナノバブールキッチンWトルネード」の商品発表会を都内で開催しました。
当日は同商品の開発背景や主な特長、料理研究家の視点から見た商品のメリットを解説したほか、「ナノバブル水vs水道水」の食べ比べ試食会も行われました。
ナノバブル水が食材にもたらす“秘密”に気付いた

冒頭ではアルベール・インターナショナル 代表取締役社長の二谷欣哉さんが登壇。
「お風呂革命シリーズ」や「洗濯機革命シリーズ」など、ナノバブルに関する商品の開発・販売を手がける同社では、ナノバブルの良さを広く知ってもらい、誰でも安価で気軽に購入できる商品を展開しています。

キッチン専用のナノバブルシリーズである「料理革命ナノバブールキッチンWトルネード」は、独自開発のWトルネードによる水流でナノバブルを発生させ、水道水をナノバブル水に変えることで、水10ℓに対して2兆7000億個以上ものナノバブルを発生させることができるそうです。
圧倒的なナノバブルの発生量と1マイクロメーター以下の超微細な泡のため、食材の中までナノバブルが浸透していくのが大きな特徴となっています。つまり、少ない調味料でも味付けができるので減塩につながり、さらには短時間で調味料が染み込んでいくので、時短で美味しい料理を作ることができます。
「弊社は『食材の中までナノバブルが浸透することのメリット』についての“秘密”に気付くことができ、『料理革命ナノバブールキッチン』を使うことで、美味しく料理ができるこの技術を特許申請いたしました」(二谷さん)
そもそもナノバブルとは、直径1μm未満の極めて小さな気泡です。ナノバブルは「-」の電荷を帯びているため、水中に漂う「+」の電荷を帯びた物質や、汚れに吸着する力を持っています。それらを分解することで、洗浄効果や臭気・悪臭の消臭効果、水質浄化の改善など、さまざまなシーンで効果を得られます。
今回新たな試みとして、キッチン用の分野で製品化を行った「料理革命 ナノバブールキッチン」の特長は下記の4つになります。

二谷さんは「ナノバブールキッチンは、いつもの調理方法で料理が美味しくなるほか、調味料を減らせることで減塩につながる。さらに、調理時間も短縮できるので、時短効果も期待できる」と商品のメリットを説明しました。
プロの料理家も絶賛!「水を変えるだけで調味料を減らせるのは画期的」
続いては、店舗の新商品開発やレシピの考案、食に関わるイベント等の企画や出張講師などで活躍する料理家の木村幸子さんが登壇。今回のナノバブールキッチンでは、料理のレシピ開発や商品の検証に携わっています。
そんな木村さんは、ナノバブル水の“すごさ”を実感しているそうです。

「料理における『水』というのは、いろんな名水や美味しい水などでよく知られていますよね。皆さんも一度は耳にしたことがあるかと思います。ただ、『この水を使うと料理の味が良くなる』という話はよくありますが、『調味料を控えめにできる』とか『旨味を引き出せる』という水は、ほぼ初めてなのではと思っています」(木村さん)
ナノバブル水を使うだけで、調味料の加減や味付けを工夫しなくても、味を引き出せるのが、ナノバブールキッチンならではの利点だと木村さんは語りました。
「普段の仕事でも『減塩メニューを考えてください』といったご依頼をいただくんですが、どうしても味に物足りなさが出てしまうんですよね。皆さんも調味料を少なめにして料理を作ったことがある方なら、その感覚、わかっていただけると思います。
そうなると、その物足りなさを補うために、スパイスを加えたり、香りをプラスしたり、油を使ったりと、何かしら別の工夫が必要になってくるんです。それがナノバブル水を使うことで、減塩しても美味しさをしっかり感じられるという点で、本当に画期的だと思います」

ナノバブールキッチンを使って日常の料理をしていると、食材の旨みがしっかり引き出されるので、自然と味付けが濃くなくても満足できるようになるそう。
その結果、無意識のうちに塩分や調味料の量を減らすことができるといいます。

「何かを追加したり代替品を使う必要がなく、調味料をそのまま減らすだけでOKというのが大きな魅力です。さらに、最近の物価高の中で、調味料を10〜15%減らすだけでも、長い目で見ればかなりの節約につながります。そうした理由から、私はナノバブールキッチンをとてもおすすめしています」(木村さん)
「ナノバブル水vs水道水」の食べ比べ。旨味の違いを実食で体感
会の後半では、「水道水」と「ナノバブル水」で作った味噌汁、白米、肉じゃがを
食べ比べる実食が行われました。

見た目を比べると、あまり違いはわかりませんでしたが、実際に試食してみるとナノバブル水で作った料理の方が「味の濃さ」を確かに感じました。木村さんが調理を見せてくれた際は、同じ分量の調理料を入れていたので、やはり通常の水道水で作った料理の方は若干味の薄さを感じました。



株式会社味香り戦略研究所による第三者機関での検証では、味噌汁の出汁素材の使用量は10%削減、白米の浸水時間は30分から20分へ短縮、肉じゃがで使用する調味料を0.76倍に節約という結果が示されたとのこと。
二谷さんは「ナノバブル関連の商品をいろんな人に気軽に体験していただきたいという気持ちが強く、創業当時から他社よりもお求めやすい価格で提供してきた。ナノバブールキッチンも、まずはAmazonベストセラーを目指して、より多くの人に届けていきたい」と意気込みを語りました。
今回の発表会を通じて、「料理革命ナノバブールキッチンWトルネード」が日々の食卓に新しい価値をもたらすことを実感しました。また、減塩や時短といった現代の食生活に欠かせないキーワードを、自然なかたちで実現できるのも大きな魅力だと感じました。今後の展開にも大きな注目が集まりそうです。