全人口の2~4%(約370万人)が発症し、その患者のうち95%は女性と言われている外反母趾。
悪化すると、歩行が困難になるほどの痛みを伴うこともある外反母趾の原因や対策方法について、関町病院院長の丸山公先生にお話を伺いました。
親指の骨が変形してしまう外反母趾の原因とは
外反母趾(がいはんぼし)とは、足の親指(母趾)の先が人差し指の方向に「くの字」に曲がってしまう進行性の疾患を指します。
親指の付け根の関節が外側に突き出してしまい、靴に接触することで赤く腫れてしまったり、強い痛み・タコを引き起こしたりするのが特徴。
症状が悪化すると、靴などを履いていなくても痛む様になり、歩行が困難になることもあります。
元々靴を履いていた歴史の長い欧米の方に多く起こる症状でしたが、昨今では日本国内でも急速に増加傾向にあるのだとか。
幅が狭く、つま先が細くなっている靴を履くことで、親指の付け根が圧迫され変形してしまうことが大きな原因と言われていますが、
「つま先が細い靴やハイヒールを長時間履くとなりやすいことは広く知られていますが『足の筋力低下』『足裏のアーチの低下(扁平足)』なども原因となり、外反母趾はこれらの複合要因が重なっている可能性も考えられます。」
と、丸山先生はほかにも外反母趾になる要因があると解説しました。

加齢や運動不足などで足の筋力が低下すると、土踏まずなどのアーチを支えられなくなり、扁平足を招きやすくなるそう。
特に女性は関節が柔らかく筋力が弱い傾向があり、外反母趾が多い一因とされています。
また歩行の仕方にも原因があり、かかとから着地をして足の指で体重を支えながら地面を蹴る歩き方が普通なのですが、近年は足裏全体で地面に接地する、いわゆる「ペタペタ歩き」が増加。
「ペタペタ歩きは、足の指に体重を乗せずに歩くため足指の筋力が低下します。また、ペタペタ歩きは大人だけでなく、外遊びが少なくなった子どもにも広がっており、小児期から外反母趾を指摘される子どもが増えています。」
と、丸山先生は現代においては早期から外反母趾になってしまう方が多くなっていると警鐘を鳴らします。
【丸山公先生プロフィール】
医療法人社団遼山会 関町病院 院長・整形外科医
1979年、日本大学医学部卒業。日本整形外科学会専門医。
東京都城北整形外科医会会長(2011年4月1日より)、練馬区整形外科医会会長(2010年9月より)、日本肩関節学会名誉会員、ハイリスクリウマチ膠原病ネットワーク世話人など。メディア出演も多数。
外反母趾か自分でチェックしてみよう
痛みなどの自覚症状がなくとも、もしかしたら「外反母趾予備軍」となっていたり、外反母趾にすでになっている可能性も。
自分が外反母趾かどうかは、親指が小指側に倒れこんでいる角度を測ることで簡単に判定できます。

親指の付け根とかかとの内側を結んだラインと、親指のラインの角度が15度未満であれば正常ですが、

・15~20度:軽度
・20~40度:中等度
・40度以上:重度
と、角度がつく程危険度が高くなっていきます。
定規やアプリなどで簡単にチェックできるので、ぜひセルフチェックをしてみてください。
手軽にできる外反母趾のセルフケア
外反母趾の場合、親指を正常な位置に近付けて固定することで、一時的に足への負担を減らすことができます。
また「正しい歩き方を意識する」ことが大切なほか、ほかにも「つま先が狭い靴を避ける」「足指のトレーニングをする」「外反母趾専用のテーピングを使う」など、簡単にできるセルフケアも存在。
しかし、痛みがある方は自分で対処しようとせず、一度専門医に相談するようにしましょう。
軽度の外反母趾が気になる方には、足の親指専用テーピング「バトルウィン外反母趾プロテクター」がおすすめです。

親指を正常な位置に近づけ、日常生活やレジャー時の歩行をサポートしてくれるだけでなく、テープが薄く靴を選ぶことなく使用することが可能。
1人で簡単に貼れて正常な位置に固定でき、粘着剤には通気孔が設けており、空気や水を通しやすくなっているため剥がれにくい点も特徴。
外反母趾に悩んでいる方は、テーピングによるセルフケアを試してみてはいかがでしょうか。
製品詳細
●バトルウィン外反母趾プロテクター
URL:https://www.nichiban.co.jp/general/health/sports/taping_tape/battlewin_gaihan_boshi_protector/
